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インデックス・ドライバー

インデックスファンドの3要素

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インデックスファンドの3要素



個人的に「好きなスキー場」の要素として以下を挙げたいと思います。

①時速80kmくらいで流せる中斜面
②自分で跳ぶのも上手い人を見るのも楽しいスノーパーク
③適度な斜度でピッチの揃ったラインコブ

冒頭の長野県Hakuba47スキー場は規模はコンパクトながら滑る楽しさが密に詰まったスキー場です。

特に私は白馬村に飛び込むようなルート1でのフリーランが好きですね。1シーズンに1度は雪のいい時期に必ず訪れるようにしています。

ではインデックスファンドにおける要素には何があるでしょうか(画像は過去記事の流用のため最新ではありません)。

①維持費(運用管理費用・経費率)

今さら言うまでもないでしょう。インデックス投資がその成果を金融機関や中間業者と分け合う構造である限り、ランニングコストの低減は最も分かりやすく実用的な「要素」となりえます。

②連動品質(トラッキングエラー)

長期でホールドし続けるインデックス投資において、常に乖離の不安を抱え続けることは精神的によくない。長く続けるために安心感や信頼性は重要と考えます。

③安定性(純資産)

純資産に対して相対的に薄まるような定額成分が存在するならば、その影響は見えにくくなりますし、分母が大きければ単純にはそれだけで精度(N/S)は改善するでしょう。

以前よりも純資産の重要性が増していると考えられるのが、純資産に応じて運用管理費用が低減する仕組み(受益者還元型信託報酬率)が現実に発動し始めたからです。


※三菱UFJ国際投信のリリースより。このグラフは純資産に対する受益者還元型信託報酬率で加重平均されているので階段状ではなく斜めの曲線(~1/x+const)になるようですね。

運用に支障のない程度でインデックス投資はマイナーであってほしい、というわけにはいきませんね。純資産増の効能を享受する一方で、このままインデックス投資の純資産が指数関数で増え続けた未来を我々はどう考えればよいのか、それはまた別の話だと思います。

【次点】
④非日常の光景

毎度おなじみHKB47からの北アルプス五竜岳と唐松岳です。爽快な景色は私を日常から解放してくれる唯一の存在です。

④ベンチマーク指数の統計特性

「“インデックス”投資」であるならば、そのインデックス(指数)にもとことんこだわりたい、と思うわけです。もうちょっと数学的に考えて構成要素や構成割合を定義しようよと思うわけですが、上記の3つの分かりやすい要素には敵わないというのがこの10年余りの私の実感ですね。そういうこともあって従来の考えに対して③と④は入れ替えました。

【その他】
インデックスファンドにおいては運用の変更点などの「情報開示」でしょうか。我々インデックス投資家の心構えという観点で挙げれば「継続性」や「インデックスおじさんとしての矜持」。

別の視点からインデックスファンドの要素があればご意見お願いします。

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