長野県の白馬八方尾根スキー場には近年開設された「超上級者コース」が3ヵ所あります。
◆◆ウラクロ(裏黒)
尾根の左に外れて落ちないようにしないと危険です。
◆◆おむすび(OMUSUBI)
今季は雪不足でヤブを掻き分けて降りるのが大変でした。
◆◆展望コース
最も急なところの斜度は八方尾根で一番なように感じます。
【考察】
ところで、私がスキーで絶望した斜面には二つあります。
一つめは野沢温泉スキー場のシュナイダーコース。日影ゲレンデに降りるコブコブの急斜面です。実質2回目のスキーで無謀にも入り込んで洗礼を浴びました。
二つめは木島平スキー場のパイオニアコース。最大斜度45度で日本一の急斜面と誉れ高いコースです。この時はヒザをケガしていたこともあり苦労しました。ここはむしろ上に上がるリフトが怖かったことを覚えています。
野沢で絶望した頃に比べたら、私もスキーがうまくなったなあとしみじみ感じます。
さて、「コロナショック」が「インデックス投資の超上級者コース」になりつつあります。
下はニューヨーク・ダウ平均株価の過去3ヵ月のピークを1とした変化率です。この感じ、2008年の「リーマンショック」を思い出す方も多いでしょう。なので「リーマン」時の変動も重ねてみました(日数が同じで横軸が異なります)。
相変わらず極端すぎんだよ(´・ω・`)と思います。市場に自制は期待できないですしねえ。でも「金融屋さんの人災」である「リーマン」より、人類に直接影響のある「コロナ」の方がよっぽど深刻に思いますよね。
体感的には「パイオニアコース」か「展望コースの斜度が一番きついところ」くらいです。
インデックス投資の急斜面のレベルが高いところは、単に斜度が急であるだけでなく、不意に突き上げ(爆上げ)があるところです。
雪山でも、例えばうさぎ平で新雪の下に硬いコブが隠れていると大変です。さらにガスっていて先が見えないと恐怖です。
リーマンの頃はなす術なくやられましたが、スキーがうまくなったように、今はうまく立ち回りたいと思っています。
【まとめ】
バイアンドホールドが基本のインデックス投資において、みなさんはこの斜面にどう対応しますか?
(関連記事)