スキー試乗会に参加の目的は「整地でもコブでも楽しいフリースキー」を探すこと。でも乗った板すべてを購入するわけにはいかないので、少なくともレビューを残すこと、それが私にできる試乗会への最大の返礼だと考えています。
【2020/3/15(日)@白馬八方尾根】
天候:曇りのち晴れ。気温低め。
雪質:硬めの下地に新雪が5~10cmくらい
試乗者体格:比較的軽め。脚力なし
スキー技量:自称中の上。永遠の中級者
備考:八方尾根でブルーモリスが試乗会をやっていたので参加しました(ブルーモリスって青森なんですよね)。3/7,8の野沢温泉のアルマダが「コロナ」で流れてしまったので2月の栂池振りです。
私のホームグラウンドである八方尾根でやってもらえるのは助かります。普段滑っている整地からコブまでいろいろ試せるので。ホームなのでコースも写真付きにしました。
コース:
アルペンクワッド
↓
黒菱(不整地)
↓
黒菱第2クワッド
↓
うさぎ平(コブ)
↓
リーゼンスラローム(整地)
↓
リーゼンクワッド
※板のたわみとかよくわからない素人のフィーリング感想ですのでご了承ください。判断基準は滑りやすいか滑りにくいか、軽いか重いか、そのくらい。以下は試乗順です。
◆Bluemoris 阿吽 xxxcm/xxx/xx/xxx/xxm/xxxxg
黒菱の新雪でいい感じでした。重さは感じず柔らかめで波乗り感がある。
ただ硬いコブは太いこともあり突き上げを食らいますね。そういう志向だからかエッジの掛かりはぬるぬる系。
◆Bluemoris B-POTION 172cm/104/70/100/18.6m/xxxxg
BはbumpのB。メインはオールラウンドで+バンプのイメージだそうです。
とりあえず初めて履く板でいきなり黒菱のコブはキツイ。ですがウサギではなんとかコントロールすることができました。バンプでの返しはひらりひらり。やはりフレックスがフリースキーより硬めに感じるので、テイルの主張はそのためだと思う。長さも172cmなのでそれもありそう(167cmの方が合いそう)。
普段フリースキー(177cm/86mm)を履いているからか70mmの太さには頼りなさを感じますが、カービングの食い付きはよいです。
◆Bluemoris S-POTION TYPE-5.0 165cm/121/67/105/12.5m/xxxxg
フレックスがいくつかあって、自分には柔らかい方がいいと思い5.0にしました。
メチャメチャ滑りやすい。小回り系ってこんなに滑りやすいの?カービングで切れる切れる。エッジ切り替えもらくちん。これだけラクに滑れればスキーが楽しくなりますよ。
フリースキーはやはり普通に滑るには厳しいんですね。長さも165でちょうどいいようです。ごついプレートが付いていても重さや硬さは感じなかった。
【まとめ】
リーゼンが荒れ荒れになる前に終了。特にSポーションがよかったです。フレックスは柔らかくても八方でも特に問題なさそう(私の体型や技量にもよると思います)。他に太くて短い系もありましたがあまり食指が動かず。
これまでフリースキーばかり乗ってきましたが基礎板もいいなと思いました。試乗会で今回くらいの斜面が滑れると板のポテンシャルを引き出せると思います。
ブルーモリスさん、ありがとうございました。
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