※「コロナ」で自粛状態ですので撮りためていた画像を掘り起こしています。
インデックス投資は市場のコピーなので市場変動(ボラティリティ)をモロに喰らいます。
暴騰暴落といった、節操のない一過性の変動をすべて受け入れるのがインデックス投資です。
でもボラティリティはインデックス投資のリターンを減価させるので、なんとかしたい。
【黒菱コブ】
リラックマさんのようにヒザで吸収してくれるようなインデックスはないか。
そこでMSCIのミニマムボラティリティ(最小分散)の「コロナショック」における様子を見てみます。
【MSCIジャパン】
MSCIのミニマムボラティリティインデックスは母集団は時価比率の無印インデックスと同じで違いは配分だけだと思います。
最小分散のアルゴルは我々がアセットアロケーションでやっているミーンバリアンスの延長線上でシグマが極値になるウェイトを求めるものです。
相乗平均リターンを消失させるボラティリティを抑制し、ボラティリティの中心にある相加平均リターンを大事に扱うのがミニマムボラティリティの考え方だと思います。
これを見るとリラックマさんのコブの吸収のようなクッション機能はそれなりに働いているようです。しかし、なんか物足りないですね。
ミニボラは戻るときの瞬発力(爆上げ)はリフトのように遅いはずなので、爆下げ時にもうちょっと踏ん張ってもらいたいところです。
【まとめ】
【うさぎ平コブ】
写真を見返していて改めて思います。リラックマさんはやはり、
メチャメチャうまい。
コブを制する者はスキーを制すのと同じように、ボラティリティを制する者はインデックス投資を制するのです。
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