あけましておめでとうございます。前々回eMAXIS波乗り型と8資産均等型との差分を考えました。ついでと言っては何ですが信託報酬が同じ世界経済インデックスFと8資産均等型との差分も見ておきたいと思います。

 

 

両者の配分は以下のチャートの通りですが、結果を見てもそんなに大ハズレはしない感じです。

 

 

これを見たり自分の運用結果を見るとアセットアロケって均等型でいいんじゃね？という風に最近日和見ぎみです。

 

ところで均等型のバランスファンドについて、新興株などが出てくる前は

 

「4資産インデックスバランス」

 

くらいしか知らなかったので、この機会に均等配分らしきファンドを調べてみます。

ファンド(運用会社)	設定日	日本株	グロ株	日本債	グロ債	JREIT	GREIT	新興株	新興債	信託 報酬	index?
4資産インデックス バランス(三井住友T)	08/03/31	25	25	25	25	0	0	0	0	0.68	○
新生･4分散ファンド (三井住友T)	07/10/31	25	25	25	25	0	0	0	0	0.99	○
積立ベスト･バランス (日興)	02/01/07	25	25	25	25	0	0	0	0	1.42	×
グローバル･インデックス ･バランス･F(三井住友T)	08/03/03	33	33	0	33	0	0	0	0	0.63	○
常陽3分法ファンド (大和)	07/01/19	33	0	0	33	0	33	0	0	1.21	×
グローバル財産3分法 ファンド(国際)	08/11/04	0	33	0	0	0	33	0	33	1.50	×
グローバル3資産 ファンド(三井住友)	05/09/30	0	33	0	33	0	33	0	0	1.47	×
世界3資産分散ファンド (岡三)	07/05/31	0	33	0	33	0	33	0	0	1.24	×
DIAM インカム3資産 ファンド(DIAM)	07/08/20	0	33	0	33	0	33	0	0	1.26	×
DIAM 世界3資産 オープン(DIAM)	07/06/22	0	33	0	33	0	33	0	0	1.26	×
DIAM 世界6資産 バランスファンド(DIAM)	06/12/15	16	16	16	16	16	16	0	0	1.50	×
世界6資産均等分散 ファンド(大和)	06/06/28	16	16	16	16	16	16	0	0	1.38	×
MHAM 6資産バランス ファンド(みずほ)	06/06/12	16	16	16	16	16	16	0	0	1.21	×
しんきん グローバル 6資産ファンド(しんきん)	06/06/15	16	16	16	16	16	16	0	0	1.10	×
ベスタ･世界6資産 ファンド(三井住友T)	07/08/31	16	16	16	16	16	16	0	0	0.99	△1
新光 7資産バランス ファンド(新光)	06/10/31	14	14	14	14	14	14	0	14	1.00	△2
eMAXISバランス(8資産 均等型)(三菱UFJ)	11/10/31	12.5	12.5	12.5	12.5	12.5	12.5	12.5	12.5	0.53	○
世界経済インデックス ファンド(三井住友T)	09/01/16	5	30	5	30	0	0	15	15	0.53	○

特定の銀行・証券会社でしか買えないものもありますがこんな感じです。抜けもあるかもしれません。

 

数多のバランスファンドの中で新興国を含む均等型はかなり少ないです。例えば新興株はリスクやコストの観点から多くはしないと推定します。世界経済インデックスFは株式債券半々で比率はGDPに基づいているなどそれぞれ思想があるのでしょう。

またこれを見るとインデックスのコストの低さが目立ちます。あと興味深いのは新光7資産の新興債。「フランクリン・テンプルトン・フロンティア・エマージング・マーケッツ・デット・ファンド」なる怪しげなファンドを組み入れています。余談ヨルダンなどの公社債に投資できるようです。
 

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