山崎元さんと水瀬ケンイチさんの「ほったらかし投資術」を読ませていただきました。私のような新参者が恐縮ですが、興味深い点を自身のメモを兼ねて抜粋させていただきたいと思います。
①インデックスの時価総額ウェイト型、株価ウェイト型
TOPIXに比べて日経平均に偏りがあるのは認識していますが、単位が円でわかりやすいのも事実です。
②インデックスの銘柄入れ替え「引け値ギャランティー」
「日経平均は、…2000円以上、株式市場全体の上げ下げとは関係のない要因で下げる結果になっていて、…」
コストや乖離以外に人為的な操作で問題が発生するのは勘弁していただきたいです(>_<)
③運用期間とリスク
時間とリスクの関係で述べたように、「リスクは投資期間に依存する」は間違いであることが確認できました。
④日本版ISA
これは知らなかったので勉強したいと思います。
⑤海外ETFへのリレー投資
1日で完結しないことへの対策まで記述されていて非常に実用的です(私も同じ価格で売買できないと気持ち悪いと感じます)。
⑥買い増しだけでリバランス「ノーセルリバランス」
リバランスで私が考えていたことですが、投資の世界では当たり前だったみたいです…。
⑦ETFの基準価額と市場価格の乖離
価格の市場カイリに言及されています。問題提起になればよいのですが…。
全体的に投資信託や金融商品の問題点を尽く明らかにされている点、インデックス投資の方法も実用的かつ具体的に説明されている点、個人投資家の視点・気持ちに立たれている点、が痛快でした。