ラインアップから「ツーリングワゴン」が無くなる日が来てしまいました。
まだセダンとSUVが残っていても、代替のツアラーが用意されても、本当に「遺産」になってしまったことに喪失感を感じています。私にとっては3代目と4代目だけの付き合いですが、この国で、そして世界で走り続けたこのクルマの、ひとつの時代が終わることをこの目に焼き付けたいと思います。
【3代目(Yahoo自動車より)】
【4代目(Yahoo自動車より)】
でも、開発は簡単ではないでしょうし、車体を大きくすることでグローバルで売れて利益が出て株価や配当でインデックス投資に還元されるならそれもアリなのかなあという気がしています(ついでに法人税として納税もされれば国民として言うことなし)。
なぜこんな風に思うのかというと、自分も会社員として働いていると会社というものが従業員のためでもお客さんのためでもなく、株主のためにあるものだということを痛感させられるからです。
そうやって考えると事業的な合理性に欠けるワゴンやMT、サッシュレスドア等の廃止もやむを得ないことなのかも知れません。
投資、株主、経営、、、そういうしがらみとは無縁の場所で、この遺産を大切に乗り続けたいと思います。
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