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ドラえもんの有名な問題「アルファがベータをカッパらったらイプシロンした。なぜだろう。」について、インデックス投資の観点から仮説を考えてみました。
金融の業界用語では以下のような定義があるらしいです。
α(アルファ):市場平均からの超過リターン
β(ベータ):市場平均リターン
つまり冒頭の命題は「超過リターンが市場平均リターンをカッパらったらイプシロンした」ことになります。
ここで、
「カッパ(κ)らう」を出木杉氏と同じく「奪う」
「イプシロン(ε)した」をアルファベットの「e」すなわち「excess(超過)」または「exceed(超過する)」
と解釈すれば、
「超過リターンが市場平均リターンを奪ったら超過した」
ということになります。
表現が悪いですね。「奪う」という「むりやりひっぺがす」とか「出し抜く」ようなイメージではなく「数学と統計学に基づいて論理的に合理を追求した結果、そこに超過リターンがあった」とするのがよい。
「なぜだろう」と言われてもロジックの帰結を述べているに過ぎないように見えます。
つまり「イプシロンしたのはなぜか」については、単なるアズグロウンで定性的な「ベータ」に対して客観性をもって定量的に分散投資を実行したからインデックスのS/Nが向上(アルファ)したということなのだと思います。
インデックス投資による「ドラエ問題」の新理論、爆誕です。
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