北アルプス(飛騨山脈)の後立山連峰に白馬三山(しろうまさんざん)と呼ばれる山々があります。私の「ノー雪山・ノーライフ」をご覧いただいている方や白馬に行かれる方にはお馴染みだと思います。
今季も現地のスキー場で「山すごい」「山がヤバい」という言葉が聞こえてくるくらい、美しく迫力のある景色だと思います。
【考察】
白馬三山がなぜ特徴的で美しく見えるかって均等に並んでいるからだと思っています。
インデックス投資の分散理論においても均等配分(イコールウェイト)が数学的に合理であることはこれまで考察してきた通りです(参考例「
均等配分の合理性」)。
また「
インデックス投資のリニアリティ」においても相加平均の「eMAXIS8資産均等型」が様々なアセットアロケーションのおおよその平均に位置することが確認できており、精度の良い「平均」を目指すインデックス投資において合理的な配分と考えています。
左から白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ:2903m)、杓子岳(しゃくしだけ:2812m)、白馬岳(しろうまだけ:2932m)。なお均等に見えるのは八方尾根や五竜よんななから見た時であって岩岳や栂池から見るとその程度は崩れてきます。
【まとめ】
数学だけでなく自然環境の中にも均等配分の論理性や美しさを示すものがあるという例だと思います。
私が八方に行くのも斜面のおもしろさだけでなくこの景色を眺めるのが好きだからです。日本に四季があって雪の降る地域に八方尾根のような地形や白馬三山のような風景があってよかったと思います。
(関連記事)
1. eMAXIS Slim バランス いよいよでましたね。
配分に悩まず、中庸でOK
コストも、これ以上は追わなくてOK
運用安定性や指数の特異性がないこともOK
海外ETFに疲れ、個別インデックの配分悩みに疲れることもなし
8資産均等は、あれこれしなくてすむことから、勝利は高いものと思われます。