もしも、インデックスがなかったら?
インデックス投資のない世界を想像してみてください。
僕らは我慢強く預金を溜め込むだけで資産運用で財を成すという思考には至らなかったか、高額なアクティブファンドに喰い物にされていたか、株式やFXのデイトレードで「向こう側」に堕ちていたか。インデックス投資周辺のビジネスも存在しなかったでしょう。
幾度となく繰り返される下落などもはや「愉悦」。墜ちても堕ちても泥まみれになりながら吸収していきます。
もうインデックス投資から手を切るつもりはないでしょう?
僕らはインデックス投資から離れる気はないし、できない。
インデックスが失われるとしたら、それはインデックス投資が「飽和」した時。
インデックス投資が「器」の許容量を超えて満ち足りたとしたら?
その時なにが起こる?
それとも、インデックスを構成する、国自身が国を殺そうとしたら?
インデックス投資では、「こんな国、いなければいいのに」と思うこともあるでしょう。
たとえ分散された一部だとしても、その一部の不純物によって、インデックスは汚染されます。
インデックス投資家はそれでも、インデックス投資を守る?
(関連記事)