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インデックス・ドライバー

インデックス投資のトンネルを抜けたら、桜を見に行こう

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インデックス投資のトンネルを抜けたら、桜を見に行こう


画像は新潟県にある「奥只見シルバーライン」のトンネルです。


GWで白馬のスキー場が終了した後、初めて「奥只見丸山スキー場」に行ってきました。

その際に通る道が奥只見シルバーライン。全体で約18kmに渡るトンネルが続く道路です。数kmの複数のトンネルが連続する構成ですが、間がほぼ遮蔽されているため1本のトンネルのように感じます。

閉鎖的で薄暗いトンネルはその長さや湧水も相まってなかなか不安な気分になります。この雰囲気で途中通ってきた関越自動車道の関越トンネル(約11km)より長い距離を走り続けることになります。

こうして抜けてきた先に奥只見ダムと奥只見丸山スキー場があります。


スキー場自体の個人的な印象は福島県の会津高原南郷スキー場の斜度を強くしたように感じました。コースやリフトからは奥只見ダムが見え、山頂からは奥只見湖や燧ヶ岳(ひうちがたけ)の眺望、木々の新緑が素晴らしかったです。春スキーの聖地ということでコブコブも豊富でした。(黄砂で雪が汚いのは仕方ない)


インデックス投資も同じ。インデックス投資も暗く長いトンネルを黙々と走り続けるものと例えることができます。

時に市場の発作的な価格変動に悩まされながら、辛抱強くバイアンドホールドを続ける

今のところインデックス投資は正解です。幾度となく下落を繰り返しながら期待通り右上がりを続けてきたのですから。まさに奥只見ダムのようにせき止められた水面に資産を溜め込んでいくイメージと重なります。しかしそれは結果であってこれからがどうなるかわからないのです。

このようにインデックス投資やその長期積立もゴールの見えないトンネルみたいなものですが、ほかに、インデックス投資のブログも同様に感じます。

このブログを立ち上げてからこれまで、インデックス投資のさまざまな考察を続けてきました。何を相手にするでもない、誰が見ているかもわからない暗中模索の手探りのまま8年という年月が経過してしまいました。

スキーで例えれば、ひとりでコブを相手に格闘してきたようなものです。


今ではだいぶコブも乗り越えられるようになってきましたが、最近はその考察も億劫になっています。要因はいくつかありますが、コブと違って「何も考えなくても結果がついてきてしまう」という、「努力が報われない感」をインデックス投資は持っているためです。

普通の仕事は自分がどこまで責任を持ってやるかやらないかで結果が決まります。しかしインデックス投資は本当にラクです。手数料の低いインデックスファンドを選ぶだけ、配分は迷ったら均等にしておけばいい、それだけです。

株価は(さまざまな政策が絡みながら)自動的に上がっていきますし、投資先の従業員の働きにより株式(投資信託)を持っているだけで配当を得ることができます。コストは金融機関が被ってくれます。積立の使い勝手や税制などの金融システムも、要望はすれど、それを実現する関係機関の施策により良い環境が整ってきました。

上手くなるのが楽しいんです的な実感がコブにはあるのに対して、インデックス投資は与えてもらうだけで自分が進化するという過程がないんですよね。そんな感じで周囲の環境に助けられながら、暗く長いトンネルをこれからも走り続けます。

【まとめ】
奥只見丸山は毎年行けるわけではありませんが、私のベースである白馬が雪不足で早くクローズしてしまった時などはまたお世話になりたいと思っています。そうでなくても、インデックス投資のトンネルを抜けるころ、また訪れてみたいと心に誓いました。

その時もこの桜と同じように、青々とした水を湛えた奥只見ダムのほとりで、インデックス投資の桜が咲いていることを願って。


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