一般化は断念しましたが、リスク低減率がどういう分布になるか確認しておきます。
ポートフォリオ対決の記事ではリスクとリターン/リスクしか軸に取らなかったので、そのときの結果からリスク低減率もプロットします。
【リスクとリスク低減率】
ウェイトがrに依存しないとしても低減率自体はrに依存するのでrやσの低い日本債に引っ張られています。リスク最小とリスク低減率最小はrが-1でない限り一致しないはずですが結局似たような配分になりそうです。
他の見方では、例えば有効フロンティアの傾きが変わるリスク4.5%がひとつのポイントかと思います。このとき低減率-5%より-18%の方が元のリスクが高くおトクに感じます。結果的にリターンも高いものが見込めるはずです。
アセットアロケの決め方でさらにアレンジするとしたら、最初に日本債の配分を決めて、残りの配分を残りの資産で最適化することでしょうか。
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