ETFの運用についてまだ少し疑問があるので調べてみました。と言ってもやっぱりMoneyLife先生に教えてもらうだけですが。
【現金型ETFの運用方法】
同じ現金設定・解約型の外国株ETFでも、海外配当源泉徴収に対する考え方の違いで
三菱UFJ投信(1550)・・・配当ありマザーファンド方式(株式投信と同じく源泉課税率10%)
日興AM(1680,1681)・・配当なし先物+金利運用
を採用したということですね。日興AMが心配している外国人投資家の低減税率について三菱UFJは注意書きで済ませているようです。
とりあえずガチンコ勝負を確認しておくと(2013/07/31)、
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1年騰落率 |
3年騰落率 |
備考 |
1550(基準) |
53.52% |
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三菱UFJ投信月報から(分配再投資) |
1550(市場) |
50.26% |
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東証月報から(分配含まず) |
1680(基準) |
52.36% |
62.25% |
日興AMのNAVを私が分配再投資 |
1680(市場) |
49.12% |
50.74% |
東証月報から(分配含まず) |
eMAXISグロ株(基準) |
53.16% |
62.37% |
三菱UFJ投信月報から(分配再投資) |
MSCIコクサイ(price) |
50.41% |
53.48% |
日興AMのNAVに付属のデータから私が算出。配当なし |
3年が無いですが1550の1年基準価額は同じマザーファンドのeMAXISに対してほぼ信託報酬分上回っています。また1680は分配金も出していますし、新興株の1681ほどひどくないようです。
てっきり現金型は1681のような運用しかできないと思ったら1550のように普通のインデックスファンドのような方法(FOFですが)も取れるみたいです。確かにETF(1550)とインデックスファンド(eMAXIS)がマザーファンドを共有してコストを抑えるのは合理的です。
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