先日の記事で新しいアセットアロケを示しました。結局対称性やフィーリングで決めていますが。
それはそれとして、非課税口座では基本的にリバランスしないようにします。そのためバランス型で少しでも耐性を持たせることにしました。
ただ確定拠出年金との兼ね合いで配分を多くできなかったので資産配分のズレは発生します。そのためポートフォリオ全体があまりにプラス側へカイリしたらその時点で利益確定のリバランスをします。(このリバランスは資産間を均等にする部分の利益確定ではなくプラス資産の全額売却です。)
オーダーとしては、例えば今回のポートフォリオのリターンが6.7%、シグマが12.9%なので、
(1+6.7%/2)^5年+3×12.9%=+57%
程度がよろしいかと考えます(非課税期間が5年なので5年間の期待値+3σ)。6.7を2で割っているのは積立を考慮しています。
普通にn年後のリスクで考えると積立版の+3σで+98%、+2σで+67%が5年後のラインになりますが、まぁ何らかの統計的根拠があれば何でもいいと思います。
逆にあまりにマイナス側へカイリしたら売るわけにはいかないのでそれ以降の積立配分を変えます。具体的には基本資産配分からのズレ量に応じて積立額を重みづけすることで対応するのが合理的と考えます。その判断のしきい値は状況を見て決めます。極力途中で売却することを排除するように心がけます。
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