分配金は「1万口あたり」で出されます。
基準価額が低いと積立等の購入時に口数が多くなります。
つまり基準価額が低いと分配金単価が固定でも支払われる分配金は多くなることになります。
すると課税額も多くなり、再投資時のロスが加速される・・・。
結局は分配金の基準価額に対する「割合」で決まると思います。
口数に直して考えるか金額の比だけで考えるかの違いだと思います。
例えばSTAM新興株は基準価額約2万円で分配20円でした(約0.1%)。
今後も諸般の事情で出さざるを得ないとしたら20円固定(分子)になりそう?なので、基準価額(分母)が大きくなっていけば相対的な寄与率は低下していくと思います。
「基準価額は高い方がいい」というのはよく指摘される勘違いですが、「分配再投資課税複利ロス」に限れば確かに基準価額は高い方がいいのかもしれません。
(関連記事)