時価が市場の総意でありミスプライスなど起こり得ないとする合理的な市場がその王様である市場ポートフォリオにレバレッジをかけて(リスクを高めて)自ら正しい価格を歪めようとしている・・・。
いや、それとも完全合理的な王様ポートフォリオにゲインをかけて「期待効用の最大化」を実現しているだけなのか・・・。
あるいは市場ポートフォリオにゲインをかけても時価の相対比は変わらず、また現物には影響を与えないから問題ないのか?
とにかく「リスク回避的」という前提とレバレッジ全盛の現実とのギャップに矛盾を感じます。そもそもゲイン系と市場効率性との関連を考える以前に、レバレッジ・インバースETFが取引の大半を占める昨今の市場、何かがおかしいと思います。
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