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インデックス・ドライバー

市場効率性とレバレッジETFは矛盾していないか

前回記事「時価加重が効率的とされる理由」で「なぜ時価加重が効率的ポートフォリオになるのか」という疑問に対する回答を見ました。

ところで東証にダブルインバースETFが新たに1本上場されました(1357日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信)。ふとこの市場効率性とレバレッジ・インバース型が売れる現実との矛盾を感じました。

効率的市場の前提(1)に、投資家は「リスク回避的」というものがありました。それなのにレバレッジ・インバースETFがETF取引の大半を占めています(参考:ETF・ETN Annual Report 2014(P.1,39))。

時価が市場の総意でありミスプライスなど起こり得ないとする合理的な市場がその王様である市場ポートフォリオにレバレッジをかけて(リスクを高めて)自ら正しい価格を歪めようとしている・・・。

いや、それとも完全合理的な王様ポートフォリオにゲインをかけて「期待効用の最大化」を実現しているだけなのか・・・。

あるいは市場ポートフォリオにゲインをかけても時価の相対比は変わらず、また現物には影響を与えないから問題ないのか?

とにかく「リスク回避的」という前提とレバレッジ全盛の現実とのギャップに矛盾を感じます。そもそもゲイン系と市場効率性との関連を考える以前に、レバレッジ・インバースETFが取引の大半を占める昨今の市場、何かがおかしいと思います。

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