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インデックス・ドライバー

確率に「織り込まれる」ということ

時間リスクと「暴落」との関係を考えてみたいと思います。

【暴落の図(一括版)】

【暴落の図(積立版)】

確率のラインはシグマ=15%、相乗平均=5%に設定しています。20年目が目標の年と仮定し、20年目でリーマン時の新興株並みの-70%(→-5σ=0.0003%)の暴落を想定したのが「test-5σ」のラインです。19年目までと21年目以降は平均値(相加平均)で推移させています。21年目以降の取り崩しは考慮していませんが、一度に全部売却するわけでもないと思うのでこれでいきます。

この例では「途中までいい感じだったのに-2σ前後まで暴落してしまった。そこからなんとか持ち直したが30年目で見ると結局-1σ程度の確率で起こりうる事象だった」という風に自分では解釈しています。つまり暴落に遭遇してしまったら「それが-2σの確率だった」と受け入れるしかありません。それを承知でリスクを取っているからです。

「リスクを取る」とはそういうことだと思います。あと暴落ばかりが注目されますが、暴騰も起こりうる事象であり、それらを含めて確率振幅として議論しています。

現実にはこの図の中で実際の資産がどのような経路を辿るかは未来から見ないと分かりません。しかし確率ではどの範囲に収まるかを見通すことができます(逆に言うと「この程度のことしかわからない」ということでもあります)。

「すべては確率の中に・・・」

この場合は市場関係者が好んで使う「織り込み済み」という言葉がしっくり来ると思います。とりあえず「織り込み済み」とか言っていれば定量性を放棄できるし、事実検証や原因解析、根本対策とかを問われることのない魔法の言葉です。

あと今回の解釈ですが、現実にはリバウンドのような市場の心理学的な要素も絡むので暴落でもそんなに悲観する必要はないのではないか、というのがリーマンを経験した人間の感想です。暴落が嫌ならリスクを取るべきではないと思いますし、許容できる範囲までリスクを落とすような対策が必要だと思います。

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