ポートフォリオ対決第3戦が始まっています。過去2回が堅実型だったので今回は中立型どうよ、ということでホイール型に淡い期待をしていたところ、相変わらずの堅実型でした。普段のアセットアロケライクに日本債を20%程度入れてしまうとダメなのでしょうか。
この「リスクタイプ」を決めたリスクの分布を確認したいと思います。
ベースのリスクリターンは三菱UFJの値(4ヶ月換算値)から、相関は推定したものを用いて、ウェイトの分解能を10%とした時の9資産すべての組み合わせでリスクを書き出します。ポートフォリオ総数は9H10=43758通りあり、ここから3資産以上(かつ10%以上)というルールでふるいにかけると333通りが外れ43425通りになりますが無視できる数なので43758通りで考えます。
【散布図(Z軸はポートフォリオの加重平均信託報酬)】
【グリッドヒストグラム(Z軸はポートフォリオの数)】
【縦方向の写像(リスクのヒストグラム)と累積】
均等なウェイト空間で参加者がランダムに資産を選択しポートフォリオを決定するとすると、考えうるポートフォリオ分布はこのようになるはずです。これをリスクタイプとして3等分する「しきい値」は6.18%と7.31%になります。私の場合は6.27%なので中立型の端に引っかかるかと淡い期待をしたのですが。
しかし実際に線引きされたラインは7.06%と8.41%であり、やや高リスク側にシフトしています。これは均一なマッピング平均よりリスクを取る参加者が多かったと考えられます。
P.S.
堅実型上位に「ロッキー」さんという方がおられますが残念ながら私ではありません(´~`;)
私「Rocky」は下の方でウロウロしていますのでよろしくお願いします(・∀・)
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