人生取り返しのつかない選択、判断・・・いろいろあります。モノも、買ってみて気に入らなければ自分にとっての価値は無に帰することになります。結局使わないモノって少なくない気がします。幸い最近購入したS社のXB70というイヤホンはイイと思います。
その点、投資信託は気が楽です。
例えばグロ株に投資するインデックスファンド。いくつか選択肢がある中でさんざん悩んで決めても隣の芝が青く見えることがあるかも知れません。しかしモノと違い失敗しても自分にとっての価値がゼロになるわけではなく、他のファンドもほぼ同じ値動きをするのでやろうと思えばほぼ同じ価値でスイッチできます(※使い捨てのような扱いをするのは本意ではありません)。
また、●●危機、××ショックで価値が毀損することはあってもゼロになるわけではないです。
一方、例えばスキー板なんかは雪の上で試乗することが難しいので、いざ雪山で「こんなハズじゃなかった」ということになることもあります。
でもそれは言い訳で、スキーのような道具は自分の「使いこなし」次第であると感じます。しかし投信は自分が運用を制御できるものではなく、特にインデックスファンドは指数に追従することが存在する理由であるという性質から、我々が使いこなすとすれば我々の判断において斬るしかない。この判断ができるのも、インデックス投資に定量性や再現性があるからだと考えています。
あとスキー板は置き場に困りますが、投信は電子データなのでかさばらないのがよいです(サーバー側の管理は大変だと思いますが)。なので投信はアレもコレもの「迷ったときの等配分」が簡単にできてしまいます。
迷ってしまうくらいの選択肢がある今は、昔からすれば相当恵まれているのでしょう。
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