勤務先の確定拠出年金(DC)に基本4資産以外の運用商品が追加されました。新興株、新興債、JREIT、GREITのインデックスファンドです。
ところでDCにおいては、
①全体の資産配分の範囲内で
②市販品とのコスト差が大きい資産
を優先的に割り当てることが合理的です。
しかし、以前確認したように新興株を始めとした基本4資産以外のインデックスファンドは市販品とDC品との差が大きくありません。
例えば絵で描くと以下のようになります。
【確定拠出年金のコストイメージ】
以前からこのような懸念を抱いていた通り、今回追加されたファンドのコストは市販品とあまり変わりません。したがって全体の資産配分、およびDCと証券口座の投資比率の関係上、DCでは基本4資産を優先的に使わざるを得ず、追加された商品を選択できないです。
ここでマッチング拠出ができるようになれば基本4資産の配分を満たした上で他に割り当てる余地が出るのですが・・・。
勤務先の担当の方と直接話をして商品内容改善のためにご尽力されていたのは知っているのですが、やはりマッチングができないと厳しいです。
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