出典 matome.naver.jp/odai/2134386164727689601
昔から疑問に思っていることです。時価インデックスとバリューインデックスとの関係です。
時価は「常に価格が正しい」と言っているのに、バリューは「割安に放置されている銘柄がある」と言っているのですよね。
矛盾していませんか。ある種のダブルスタンダードのように感じます。なぜこういうのが放置されているのか。
こう感じるのは私の性格もあると思いますが、ロジカルでないと周りを巻き込めないし協力を引き出せないからです。理論的に正しいかを定量性をもって判断しながら仕事を進める必要があるので、矛盾があるとロジックの瑕疵を指摘されて仕事にならないんです。
インデックス投資の世界では、時価総額加重平均インデックスもバリューインデックス(バリューウェイテッドインデックス)もどちらも自分が正しいと思っているので、両者が普通に共存することになっているのだと思います。
【考察】
おそらく、根拠や主張、議論が主観的で定性的、場当たり的なので、全体を俯瞰して整合性を検証するような仕組みが働いていないことが原因ではないかと推測しています。
この件について私はバリュー派に近い考えを持っています(バリューもイコールもミーンバリアンスも「アズグロウン」を回避するという意味では同じ)。以下は時価総額比率でよく言われることとそれに関する疑問です。
①投資理論で市場ポートフォリオ(市場平均)が最適とされている
→バリューインデックスの存在と矛盾する
②インデックスファンドを形成するためのコストを最小化できる
→分散特性を考えなくてよい理由はあるか(市場平均を得ることが目的なら問題ない)
何に重点をおくか、何をどう仮定するかという定義次第で「どっちも自分が正しいと思ってる」と言える例ではないかと思います。
この矛盾をあえて許容して使いこなしているならたぶん大丈夫なんじゃないかと思います(論理的とされるインデックス投資がそんなんでいいのかちょっと不安ではありますが)。論理に多少の不備があっても、ダメなものは斬るのではなく、よいところを取り入れて改善していくスタイルの方がよっぽどいい。
出典 matome.naver.jp/odai/2139105691662251601
【お願い】
バリューを認めるなら市場の機能および市場平均の理屈に瑕疵があると考えています。ゆえに、事実関係を確認するために昔から「市場平均(時価加重)を数学的に証明する定量的なソース」を探しているのですが(ウィキペディア以外に)見つけられていません。情報をお持ちの方がみえればお寄せいただけると幸いです。
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