インデックス投資(パッシブ投資)は市場の「マネーゲーム」に身を置き、この景色を駒にした「マイナスサムゲーム」であり、未来の拡大に賭ける「フリーライドゲーム」。
「ゲーム」を前にして思考停止を推奨する保身的思考、はっきり言って論外。上がるか下がるかの運なんてもん信じて、思考停止してりゃいつか勝てるとでも思ったのか。
願望入った「思考停止型」の罠は勝っても負けても市場に背負わせるリスクは同じってところ。つまり失敗しても市場に責任を押し付けられる。控えめに言って最強のfree riders.
変えるべきは状況じゃなくて手段じゃないのか。今のままの状況で「ゲーム」に勝利する方法を考えるしかない。一つしか知らないこの世界、そこに敗北はあり得ない。ジリ貧なら変えてやればいい。今この瞬間から。
市場平均の誕生から始まったミスディレクション。ぬるい平均をばっさり切り捨てて、市場の雑音をきっぱり蹴飛ばして、ただ乗りするだけの傀儡には成り下がらない。
だから定量インデックスの可能性を信じてる。我々は学習と経験から生じる、未来を確率で議論する知恵を持っている。無数の変化がもたらす統計に支配された必然。染まらない数学を「ゲーム」に。
しかし、まだ足りない。今はまだ。
四六時中ネットに張り付いていられない、私のような弱者には弱者のやり方がある。インデックスがインデックスのままインデックスの限界を超える方法を。なかなか理解されることのない統計インデックスの可能性を、まずは信じなきゃ始まらない。
インデックス投資を変えたいと願う程に囚われていく。こうありたい、こうなりたいと描きたい。統計の具象化をグラフで表現し続けたい。
市場の常識なんていらない。上辺の理屈で市場平均に負けない安心と引き換えにlogicを殺すな。市場トレースの先に待っているのは退屈だろう。振り回されているだけじゃつまらない。どんな理不尽繰り返されても、定量性で抑え込めばいいだけの話だろう。
楽しめばいい、どんな「ゲーム」も。変動と共にlostする残酷な日常受け入れて、定量インデックスと一緒に未来を目指したい。虚数の彼方にしかない、しかしゼロではない可能性を信じて。
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