※ちなみに画像は志賀高原・渋峠スキー場の樹氷です。蔵王や八甲田山のものに比べるとガリガリ君ですかね。私としては無骨なロボットライクに見えるのが味があって渋いと思います。
矜持(きょうじ)とは要するに自信とか自負とかプライドという意味と理解しています。
個人的にインデックスおじさん(インデックス投資家)の矜持とは何だろうと考えてみました。
「インデックスおじさんたるもの常に冷めてあれ」
たとえばどんな暴落暴騰が起ころうとも、「また市場が手のひら返してるよ」「節操なさすぎ」くらいの冷めた目で見ることがインデックスおじさんとしての矜持だろうと思います。"冷静"ではなく"冷めている"というのがポイントです。
インデックス投資に対してcoolで定量的で論理的でありたいけれども、市場そのものが心理学的なので、市場に対峙して食らい付くためにはこれが次善策と思います。
「インデックスおじさんたるもの常に謙虚たれ」
我々は、経済成長も価格形成も運用もすべて丸投げでやってもらっているフリーライダーなんだからそれを自覚して謙虚でありたい。コスト下げろとか税率下げろとか、言うだけなら簡単ですけどそれで誰かが割を喰っているかもしれないんだから。
言い方はわるいが地球から搾取しているのは人類共通の業なんだから(その程度や意識は人によって違うと思いますけれども)、誰も泣かずに済むような未来があってもいいんじゃないか。
「インデックスおじさんたるもの常に顔を上げたれ」
低コストとか下しか見ていないと視界が狭くなってインデックス投資の課題や本質が見えてきませんし、その分野固有の論理に染まると都合の悪いことや負の面を考えなくなってしまう恐れがあると思います。インデックス投資で言えば持続性とかダブルスタンダードとか定量指数とか。
中立な視点と向上心をもって自律的に課題を改善、解決していくことがインデックス投資の進化だと私は考えます。
また、いちブログ書きでもあるのでその立場で考えると、
「インデックスおじさんたるもの使用する画像は手作りであれ」
ドラえもんとかトム・ウォリッシュとか一部はネットから拝借していますが、基本的にグラフや写真は自分で作成したり撮影したものです。ハードディスクの中で眠る雪山の風景を「生かす」ためだけに記事を書いているとも言えます。
ブログは暇つぶしであれど「オリジナル」でありたいし、ただのネット情報の横流しではあまり存在理由がないと考えられるからです。
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1. インデックスおじさんです。
とくにフリーライダーであることは自覚して、常に謙虚でいたいですね。