冒頭の画像は「信州3大ゆるキャラ(私が勝手に認定)」です。左から、
◆ナスキー:野沢温泉スキー場(長野県)のマスコットキャラ
きっと野沢菜とスキーが好きなんだと思います。
◆アルクマ:長野県のPRキャラ
彼には何年か前にもHakuba47でお会いしたことがあります。
◆ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男(むらお)III世:白馬村(長野県)のご当地キャラ
白馬八方尾根スキー場のアルペンクワッドリフトの搬器3番には彼の水色のリフトがあるんですけど未だそれに乗れたことはないです。
ところでイーマクシススリムから全世界株式の「3地域均等型」というのものがリリースされたようです。日本株、グロ株、新興株の均等配分のようです。まさに均等型ラッシュ。均等派にとってはたまりませんな。
【eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)】
この株式3地域均等型というのは私の6資産均等型の株式部分を抜き出したものですね。
【マイ6資産均等型】
この中の雪山とスキーは自分で勝手にやりますんで、この3地域均等型と日本債を組み合わせれば私の6資産均等型が完成です。さらに日本債を加えた4資産均等型なんて設定してくれるとラクでいいですね。
ところで野沢温泉村と白馬村は長野県に包含されます。私の3地域均等型の構成は指数の構造の復習になると思います。
例えばグロ株の「MSCIコクサイ(MSCIワールド ex JAPAN)」と新興株の「MSCIエマージング」は「MSCIオールカントリーワールド(除く日本)」に包含されます。
さらにこれを「MSCIオールカントリーワールド(含む日本)」にするとMSCIコクサイ、MSCIエマに加え日本株の「MSCIジャパン」がぶら下がっていると考えることができると思います。
◆MSCIオールカントリーワールド(含む日本)
ーMSCIジャパン
ーMSCIコクサイ(MSCIワールド ex JAPAN)
ーMSCIエマージング
なので私の3地域均等型は、
◆アルクマ(長野)
ーナスキー(野沢温泉)
ー村男(白馬)
という構造になりますので、この「ゆるキャラ均等配分」をインデックスでトレースすると、例えばジャパンとコクサイが重複されてカウントされることになります。
|
アルクマ |
ナスキー |
村男 |
TTL |
MSCIジャパン |
◯ |
◯ |
― |
2(40%) |
MSCIコクサイ |
◯ |
― |
◯ |
2(40%) |
MSCIエマージング |
◯ |
― |
― |
1(20%) |
【まとめ】
個々のインデックスの中身が時価や銘柄数、構成国の点で偏っている時点で真の均等型は難しいものです。さらに今回の私の均等型のように指数の包含関係による均等配分からの崩れも発生します。
インデックス投資で実現できる均等配分など実にあやふやなものなんですよ。
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