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インデックス・ドライバー

シーズン券で考えるインデックスファンドのコスト格差

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シーズン券で考えるインデックスファンドのコスト格差

【47PARKS】

画像はHakuba47ウィンタースポーツパーク、通称「よんなな」のスノーパークです。


フリースキーヤーの高度なエアーをリフトから間近で見られるのがよんななのいいところです。

たまにリフトで一緒になった方と話をすることがあるのですが、その方はよんななのシーズン券で年間50日くらい滑走されているそうです(平日は仕事、休日はほぼすべてスキー)。

一方の私は同じところばかりだと飽きてしまいますし、いろいろなスキー場を見て回りたいのでシーズン券を購入したことはありません。もし私がシーズン券を買うとしたら、爽快感や解放感から滑走日数の多くなる白馬八方尾根なんですけど、それが有効かどうかは自信がありません。

【ハッポウのフリーラン、絶景、コブコブ】

例えばシーズン券の価格は以下の通りです。

2018-2019 白馬五竜&Hakuba47 白馬八方尾根
通常 63000円 70000円
早割 (前売A)48000円
(前売B)53000円
60000円
一日券 5000円 5200円







シーズン券ホルダーなら雪不足やケガなどのリスクを厭わず早割でゲットするとすると、

よんなな:48000/5000=9.6日
八方尾根:60000/5200=11.5日

これだけの日数滑走しないと元が取れないことがわかります。

前述の方のようによんななで50日滑走すれば、48000/50=960円/日
例えば私が八方で頑張って12日滑走できても、60000/12=5000円/日

このように一日あたりの単価で約5倍もの「格差」が生まれてしまうわけです。

見方を変えれば5000円x50日=25万円が48000円で済むわけですから、ヘビーユーザーの方にはシーズン券のような定額システムは最強のコストパフォーマーと思います。

【八方尾根に出没するクマ】

写真のリラックマさんもシーズン券で通われていると思います。私が行くとほぼ見かけるので、かなりの頻度でいらしているはずです。

と、いうような話を聞いてインデックスファンドも「格差」が広がってきているなあと感じたのが先日の「ニッセイ外国株式インデックス」の信託報酬引き下げです。

ついに0.1%を切って0.0999%(税抜)に突入したとのことです(すでにイーマクシススリムが1000億円以上の部分で0.099%(税抜)、SBI雪だるまがFOF部分を除いて0.075%(税抜)だったみたいですが)。その後イーマクシススリムが例のコバンザメ戦法でトレース。しかも実施日はこちらの方が先を行くっていう。

以下は以前からまとめている運用管理費用の推移です。

【運用管理費用の法則(グロ株、対数)】

私がインデックス投資を始めたころのパイオニア、スタムグロ株は過去2度の引き下げを経て現在0.5%(税抜)、ニッセイグロ株とeMAXISslimグロ株は0.0999%(税抜)。その差ほぼ5倍。シーズン券と同等レベルの「格差」が生じてしまっています。

【まとめ】
同じベンチマーク指数、同水準の経費率(その他コスト)、同程度のトラッキングエラーのインデックスファンド間で運用管理費用の格差が生じているなら、この場合格安インデックスファンドを選ばない理由はないでしょう。

同様に、コスト的には気に入ったスキー場のシーズン券で滑り尽くすのがおトクなのは明白です。しかし、雪山全体を楽しみたい私はパーク、滑り応え、景観、モーグル、パウダー・ツリーラン、温泉、新規開拓、試乗会、、、それぞれの目的に応じて↓のようにいろいろなスキー場を回りたいと考えています。

【白馬岩岳から見たよんななと八方尾根】

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