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インデックス・ドライバー

スリムはすごいなぁ

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スリムはすごいなぁ

【ARMADA ARV106(2020モデル)】


以前紹介したアルマダの「ARV106」。中央の幅が106mmのかなり太い板です。太いので板を立てるのは普段と違う感覚です。板に乗る位置というか傾けた時の高さが違うのですが、それでも普通に滑れてしまうのがアルマダのすごいところです。

米国のフリースキーメーカーであるアルマダの主要モデル「ARV106」を米国株式の代表として選んだのは、その豪快な乗り味がまさに「米国」を感じさせたからです。

以下をご覧ください。


さて、この”最強のフリーライドスキー”である「ARV106」の対応ファンドを「楽天バンガードVTI」にしたのは、「最強」とか中二病的なことを連呼したかったのと、文章の流れ的に”全米が泣いた”とかの定型句「全米」を使いたかったためです。

個人的には米国株なら「スリムS&P500」がいいかなと思っています(板はファットだけどファンドはスリム)。たとえそれまでに「SBIバンガードVOO」が出ていたとしてもです。

それはインデックス投資としてETFの設計思想に整合性がないと考えているから。

①配当分配と課税ロス
②市場価格乖離
③多重課税(3重課税)

これらは過去にやっていますので見てみてください。

インデックスファンドの分配はダメでETFの分配がいい理由はなく、インデックスファンドのトラッキングエラーがダメでETFの価格カイリがいい理由はないのではないでしょうか。

多重課税については外国株式取引口座を開設し米国ETFとして個人で保有してかつ外国税額控除(確定申告)すれば通常のインデックスファンド以上に取りもろせるらしいですが、シンプルでらくちんが利点のインデックス投資においてそれもまた矛盾が発生するのでやらない。

ここらへんは情報が少なすぎるのも課題ですよね。さらにそれをファンドオブファンズにしたらどういう影響があるかも情報が少なすぎますしね(特に配当の扱いと課税関係、売買タイミングなど)。投資信託説明書(目論見書)に知りたいことは書かれていませんし。

ここで低コストの米国株インデックスファンドについてまとめておきたいと思います。

楽天・全米株式インデックス・ファンド
ベンチマーク CRSP USトータル・マーケット・インデックス
投資対象 対象指数に連動する上場投資信託証券(ETF)
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
特徴 米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー
運用管理費用 0.12%(税抜)+0.03%
設定日 2017年9月29日
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
ベンチマーク S&P500指数(配当込み)
投資対象 対象インデックスに採用されている米国の株式
特徴 米国の主要業種を代表する500銘柄
運用管理費用 0.0880%(税抜)
設定日 2018年7月3日
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
ベンチマーク S&P500指数
投資対象 S&P500指数に連動するETF(上場投資信託証券)
バンガード・S&P500 ETF(VOO)
特徴 米国の主要業種を代表する500銘柄
運用管理費用 0.058%(税抜)+0.03%
設定日 2019年9月26日
























 
【まとめ】
楽天VTIもSBIVOOも低コスト米国ETFに投資するいわゆるファンドオブファンズの形式をとっています。海外ETFで運用するファンド相当にコストを下げるなんてスリムはすごいと思います。有言実行です。

指数的にはVTIの方が満遍なくインデックス投資にふさわしいと思いますが、ここは通常のインデックス運用で、運用管理費用が充分に低い水準に達したスリム米国株式にしたいですね。

いつか、楽天VTIも越えられるんじゃないか。

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