既に読まれている方も多いと思いますが自分の思っていることとリンクしたよい記事があったのでご紹介します。
ほったらかし投資術の山崎さんとは違う山崎さんです。キーを抜き出しつつコメントを付けさせていただく形にします。
◆「確定拠出年金は会社のリスクを社員に押し付けるもの」
⇒確かにそうおっしゃる人もいます。私はそうは思いませんが。むしろ会社がすべて面倒見てくれると考えるのは危険では。最近話題のアブナイコンサルタントもあるわけですし。我々はリスクやコストを払ってまで個人で運用しているのに、税制優遇まで提供してくれるのですから使わないこと自体がリスクです。
◆個人の手元資産と、確定拠出年金の資産は、統合したポートフォリオとして意識することが重要です。これは会社の投資教育や制度説明会などでは、絶対に教えてくれないこと
⇒確かに説明会では教えてくれなかった気がします。個人で運用しているという仮定がないから?
◆確定拠出年金の最大のメリットは運用益非課税・・・(受取時に課税されるが老齢時の課税率は低く抑えられる)・・・期待リターンの高い商品については確定拠出年金内で優先的に保有し、高利回りの実現時にはその全額を享受するほうが運用の選択肢として合理的
⇒グロ株を多くしています(フル活用には至らない)。分配金は無分配を選べばよいですが、受取時やリバランスでの売却益、預金利息に効いてきます。
◆確定拠出年金で提示される投資信託は、銀行窓販等と比して信託報酬が低いことも多く
⇒基本4資産について言えば市販の半分以下です。
◆原則60歳以降でなければ解約できない
⇒「個人型」や「マッチング拠出」でない限りもともと退職金の一部なので気になりません。
◆投資信託を中心とした運用になり売買指図もリアルタイムで反映されません。また売却代金の受け渡しが完了しないと次の購入が行われないため、投信から投信の売買については1週間ほどかかる
⇒もともと投信はタイムラグがありますが、DCではさらに1日遅れのように感じますし、特にスイッチングは本当に1週間かかります。このレスポンスの悪さが今のところ最大級の改善希望です。
◆むしろ逆に活かしてみる方法を考えたい・・・インデックス型の投資信託を組み合わせたポートフォリオにして、運用見直しの頻度も下げるアプローチが考えられます。機動性のある売買を行いたい場合は手元資金での運用で枠を設ける
⇒このプラス思考がwunderbarです。普段の積立では機動性は問題ないですが、いざリバランスとなったときが心配です。
◆「企業年金」の枠で確定拠出年金を考えるのではなく、「個人の資産形成」の枠に確定拠出年金という口座もある、と考える
⇒Yes(・∀・)ヽ
◆マッチング拠出
⇒未対応です。早期の実現を希望しますが、、、厳しいでしょう。それか拠出割合を現行の上限3割から引き上げることができるとよいです。
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