第2部「NISAメッタ斬り!」
理念:○ ⇔ 設計:甚だ×
非課税=利益が無い=損も無い=損益通算できない
アンケート結果
開設した:35%(SBI証券:42%)、予定:58%、しない:7%
投資先:①特定のインデックス、②インデックス分散
声:①恒久化を!、②恒久化を!、③恒久化を!
→5年区切りの使い勝手の悪さは税制が絡むので恒久化難しい。制度自体は恒久化ありうる
1961年:最初の投資信託→2013年:年間774本設定(2012年:318本)
NISA
・複雑、各社できるできないがバラバラ→NISAに合わせるのではなくどう使いこなすかを考える
・税制優遇は他にもある(個人型確定拠出年金、企業型のマッチング拠出など)
・これを機にDCが脚光浴びれば(所得控除、退職所得控除)→個人型は対象者の0.5%。DCで定期のみの人がNISAで株やりたいと言う
・5年で500万をどうしようと考えてしまう→円ではなく%で考える
・「非課税萌え」→100万が120万になっても節税がいくらか考える(仕事で稼げる)
・勧誘はリスクリターンの高いものばかり(インデックスの営業受けたこと無い@イーノ氏)
・NISA商品のコストは一般と同じ→NISAだからというのはやめる。DCはコスト低い上に税制○
データ
非課税のメリット→5年の移動平均で課税・非課税の場合の利益水準の算出
損失の可能性→移動平均で特定期間に何回マイナスになるか
金融機関選びチェック項目
分配:原則は再投資(100万までNISA、それ以上課税口座)なのに意外とそうではないらしい(SBIは最初から課税口座)
手数料:NISA用は期間限定注意
取得価格:1年目、2年目といった年ごとの表示、損益はどうなるのか?通算?
ロールオーバー:いつの取得価格を使うのか?1年ごとか?合算か?5年より前にロールオーバーor課税口座への移動できるか?
(わからないこと、決まっていないこと、各社対応バラバラの項目が多すぎる。明示しておらずわかりにくい)
→将来、各自各社の対応画面(ロールオーバー等どういう取り扱いか)をアップしてみる
参考
英国ISA:拠出額→前年9月のインフレ率連動、12で割れる数
(所感)
非課税制度に期待しすぎずポートフォリオ全体で必要性を考える、という雰囲気。むしろこれをきっかけに確定拠出年金を推されていた。
私もそう思うが、あちらは定年まで引き出せないことに対する覚悟が必要。
イーノ氏の振りがうまい。観客視点で疑問に思うことを的確に質問、流れを作っていた。
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