「SR」とはシャープレシオ「リターン÷リスク」のつもりです。
第2回ポートフォリオ対決に関する三菱UFJ投信からのメールに下記の文章がありました。
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◆今回、ここまでのコンテスト期間〔2014年2月3日~2014年5月20日現在〕におきまして、リターン÷リスクが上位のファンドは次のとおりでした。
・eMAXIS 先進国リートインデックス 0.41
・eMAXIS 新興国債券インデックス 0.39
・eMAXIS 新興国リートインデックス 0.37
・eMAXIS 新興国株式インデックス 0.34
・eMAXIS 先進国株式インデックス 0.34
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この数字の絶対値にあまり意味は無いと思いますが、重要なのはこれらを組み合わせたポートフォリオにおける値との相対関係です。
等配分で参加した私の場合では、5/20時点の「リターン÷リスク」を見てみると「1.13」でした。
各ファンド単品よりポートフォリオの方がずっと大きいです。単純な平均でもありません。分散による相関の効果で分母のリスクが小さくなるためと考えられます。
この対決の目的が「よくある質問」に書かれています。
『インデックスファンドの特性や投資の基本となる分散投資の効用を実感していただくこと』
この目的がよくわかる結果だと思います。
【2014/05/31追記】
ポートフォリオと単品のSR差が大きすぎると思って自分で算出してみると先進国リートで1.72でした(リスクリターンとも5/30時点の4ヶ月値)。メールの数値は年率でも月率でもなさそうでよくわかりません。すみません早とちりしました。なお5/30時点で等配分のSR(1.31)が全9資産の平均(1.04)より大きいことは確認しています。
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