金融業界側の宣伝文句か自信過剰の象徴だと思うのでやめてほしいと思っています。
何がスマートなのか分からないものに自分たちでスマートと付けるなんて痛くないですか。
ナントカ効果といった即物的な古い手法がルーチン化されただけ。
定性的な経験則なだけで、論理的に導かれた定量的な帰結ではないと思います。
証券屋の「思い込み」「思考停止」「結果論」。
自分たちを「プロ」と言ってしまう人たちが「スマートベータ」という言葉に酔っているだけ。
非常に参考になるレポートがあります。
詳細は上記をご覧ください。
昨今の流れで私が最も懸念していることは、JPX400について山崎氏も指摘されているように、
「インデックスに人間の判断が入ること」
これは避けなければならないと考えています。
財務指標指向のJPX400に限らず、まず時価加重そのものが「市場」という人間の判断に立脚していることや、他にも例えば等金額加重のリバランスアルゴリズムに人間の判断が入りうることなど、インデックスには人間がジャッジする隙間がまだ残されていると思います。
そういうものを完全に排除できて「機械としてのインデックス」が実現するのだと思います。
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