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インデックス・ドライバー

「そこに問題があるなら、どう解決すべきか」


田村氏、大江氏に続く3人目の賢者が日経電子版に現れたと感じました。

「実験経済学」という分野の先生である竹内氏のインタビュー記事です。私はどちらかというと理論屋ではなく実験屋なので「実験経済学」というワードにピンときました。本文に示唆に富んだコメントが沢山ありましたので後学のため引用させていただきたいと思います。

「長期的にはむしろ利己的でない部分の方が重要なケースも存在するでしょう。」
→解釈はいくつかあると思いますが、例えばインデックス投資のような長期的に平均を求めるケースでは、目先の株価変動や煽り話などに釣られない「忍耐」や「スルー力」の方が重要なんだと思います。

「人はセルフコントロールが苦手・・・意志が弱いからダメだというのではなくて、初めからそれを前提にしたやり方をすべき
→例えば、自動積立を利用することで市場動向に意志を乱されないようにすることが挙げられると思います。先日のコストのバラツキ件も同じで「それを前提に」行動することが重要だと考えます。

「メディアには投資で成功した人ばかりが出たがって、損をした人は話さないというバイアスがあります。」
→これいつも何とかしてほしいと思っています。あちらさんに都合のよくないファンドも人知れず消えます。「どうなる?」「〜か」という金融記事も放言で終わらずにきちんと答え合わせしてほしいと思います。そうすれば確率を無視した無責任な情報は減ると思いますし、同じ過ちを繰り返すこともなくなると思います。

「「オデュッセイア」のセイレーンをご存じですか?・・・船員には耳栓をさせ、・・・船員には聞こえないので難破せずに済みました。」
→私の好きなFF5で似たようなイベントがありましたね。ここで言う船員とはガ●フですね。要は「こんなこともあろうかと」という準備が必要ということではないかと(ガラ●は結果オーライ(記憶喪失)でしたが)。

【船の墓場】「5:56~7:50」※画像をクリックするとYouTubeに飛びます

「心の弱さに負けないようにある程度プラスやマイナスになったら自動的に売る設定にして、自分を縛りつけておかないといけません。」
→「前提」行動という事前対策はすなわち「機械的であれ」ということだと考えます。ただ現状では価格に応じて自動売買するようなシステムは投資信託には無いと思うので、投資信託でそういうシステムトレード的なことができるといいなあと思っています。

「それが本当の投資なら、「もうかった」ではなく「しかるべきリターンを手にした」と感じるはずです。金融資本への投資にあてはめると、利益とは資本が働いて着実に稼ぐものであって、もうけようと考えているうちは投資ではなく投機だということです。」
→ほんとそう思います。インデックス投資のような「シグマを低減して平均を追求する」という考え方では『儲かる/儲ける』という言葉は出てこないはずです。文脈によって例外もありますが、基本的に私は自分の言葉では『儲かる/儲ける』という単語を使わないようにしています。

「現状の分析で終わりにせず、そこに問題があるなら、どう解決すべきかにつなげてこその経済学だと思っています。」
→緩和がどうとか、マーケットの上げ下げと共に踊っているだけの業界に嫌気がさしていた中、このように考えている方がいることがわかって救われた思いがします。

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