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企業型DCと個人型DCに関する改正案

まだ法案が提出されたという段階なので確定的なことは言えませんが、企業型確定拠出年金と個人型確定拠出年金との併用ができるようになりそうです(DC:Defined Contribution)。


いろいろ変更点がある中で個人的に注目なのは「企業型DC加入者も個人型DCに加入可能とする」という部分です。これまで会社の確定拠出年金加入者は金融機関の個人型に申し込むことができませんでした。

この改正について、いわゆる年金の階層構造を模式図で表してみました。紛らわしくて恐縮ですが、基礎年金や厚生年金などDC以外は高さ1としてマイナス側にプロットしています。企業型DCと個人型DCは拠出限度月額に応じて高さを変えてプラス側にプロットしています(単位万円)。

※金融関係者ではない素人の考察なので正確性含めてご了承ください。公務員の共済年金が厚生年金に統合される等の変更は現状の理解を深めるために反映していません。

【改正前(現行)】

【改正後(企業型DCと個人型DCを併用する場合)】

すべての対象者にレンガみたいな赤色の個人型DCがプロットされました。

ここで、確定給付年金がある/ないに関わらず、「企業型DCへの事業主掛金の上限を年額xx万円(月額x.x万円)とすることを規約で定めた場合に限り、個人型DCに年額xx万円(月額x.x万円)の限度で加入が可能」という条件が引っかかっています。

要するに「企業型と個人型の『合計額』はこれまでと同等であること」という意味ですが、引っかかる点は、

「規約を定めてしまうと個人型に入る意志のない従業員の企業型の拠出限度額も下がるのか?」

少し調べましたが明確な記載を見つけられませんでした(さすがに「それはない」と思っていますが)。個人的には本改正が実現すれば企業型の拠出額を鑑みて個人型も検討したいと考えますので、引き続き情報は気にしておきたいと思います。そもそも企業が規約変更を認めないという懸念もありますが・・・。

確定拠出年金は配当・売却益「非課税」の底力はもちろんのこと、「所得控除」による所得税や住民税軽減のポテンシャルが非常に高いと思われますので、今回の改正に期待しています(特別法人税は永久に先送りの前提で)。

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