白馬八方尾根スキー場などの運営を行っている日本スキー場開発(株)(6040)が2015/4/22に東証マザーズに上場してからしばらく経ちました(写真は昨シーズンの八方尾根スキー場の風景です)。
上場日のSBI証券の画面をキャプチャしてありますので見てみます。
【@2015/4/22】
発行価格が3570円、取引初日終値が4625円で、すぐに売ってしまえばマージンが得られるようです。これがIPOが騒がれる理由でしょうか。学校で習った「出資して対価として配当を得る」という意識が無さそうなのが残念ですが。
その後の株価の推移を簡単に確認します。X軸に時間、Y軸に株価、Z軸に出来高をとっています。
【三次元linear版】
【三次元log版】
【フラットコントアlinear版】
【フラットコントアlog版】
このご時世、スキー場経営は厳しいと思われる割に上場後の価格はそれなりを維持しています。出来高はほとんど無いですけど。利用価値が無くなったら捨てるという感じですかね。そういう意味では投資信託もあまり変わらない気がしますが。
以下は10日周期で算出したランニング標準偏差です(×√240で年率換算)。最近はインデックス並みですけど年率で100%を超えることもあるようです。個別株ってこんなに荒いんですね。
【ローリングシグマ】
あと調べてみると株主優待が後から追加されていて、勝手に妄想していた八方尾根のリフト券はさすがにもらえないようです。単位株を購入するための数十万円があれば日本株最小分散&高配当インデックスETFで分散して2~3%の配当をもらう方がいいかなと思ってしまいますね。
どうすっかなあ(´・ω・`)
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