※画像は野沢温泉スキー場のツリーランエリアのモノクロ仕様です。
インデックス投資の「迷いの森」シリーズ第3弾。
【考察】
「インデックス投資」や「インデックス(指数)」は今の時代も研究対象なのでしょうか。インデックス投資の学問的な研究がどこまで進んでいるか知りたいです。
時価比率フリーライドとして既に確立しているインデックス投資は研究にも値しないのでしょうか。その割には理論的な穴が多いように思うのです。私の指摘する事項なんて大昔からわかっているはずなので、その論理的裏付けや対策くらいは研究結果があってもいいと思うのです。
金融工学では客観性に基づく効率的な指数やアルゴリズムの開発の他に、時価比率の定量性に関する見解は出ているのでしょうか。
インデックス投資はまだ考えることがあるはずです。例えば、
①時価総額加重平均が全投資家の「平均値」になることの一般的な証明
②市場ポートフォリオの客観的な視点からの合理性の定量化
③時価比率と平均分散分析との整合性
④市場平均に対するフリーライダー問題の改善策
特に「市場ポートフォリオが効率的」というのは証明や検討が不十分なのではないかと考えています。
【まとめ】
これだけ不備があるのに研究し尽くされたということはないはずです。ゆえに、市場平均が効率的というのは早計ではないでしょうか(私の勉強不足でしたら申し訳ありません)。
インデックス投資にとっては「フリーライドと低コストでうまくいっているのに波風を立てるな」という感じになりそうですが、そんな後ろ向きの考え方ではあまりにも未来に希望がなくて淋しいと思います。
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1. 無題
あくまで広く分散されたパッシブなポートフォリオに対して、ウェイトをつけたり、タイミングを選んだりした方法がコスト控除後に勝つのが難しいという各種研究があるという話です。
そして今やインデックス投資してる人は時価総額インデックスなんてものは使ってませんし。(TOPIXにしろMSCIにしろ時価総額じゃない)