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インデックス・ドライバー

リスクをリスクでヘッジする

#地震でアップする機会を消失していました。。。

様々な「リスク」が登場(2011/03/10モーニングスター)

この記事で述べられているように「リスク」という言葉の定義はさまざまですが、個人的には基本的に「リスク=バラツキ」だと思っています。ここで言う「バラツキ」とは統計学での標準偏差や分散のことです。

過去のエントリーでリスクについて述べましたが、このような記事がありましたのでもう一度考えてみます。

「リターンディストリビューションによるリターンとリスクの考え方」において、日経平均株価4096営業日の騰落率の分布は、厳密には「リターンとリスク」で述べたような正規分布ではなく、正規分布とローレンツ関数とのコンボリューションで近似されました。しかし簡単のためここでは正規分布に従うとして話を進めます。

上記日経平均の騰落率の標準偏差はσ=1.5%(1日あたり)でした。正規分布では確率的に99.7%が±3σの中に入りますが、瞬間最大風速的なピークは私の経験的に±5σが目安だと考えています。そうすると±5σ=±7.5%は覚悟しているつもりです。

ところが、東北地方太平洋沖地震での日経平均株価は週明け2日後に-7σ(-10.6%)を記録しました。またリーマンではマイナス時が-8σ(-11.4%)、プラス時が9σ(14.2%)でこれも想定の範囲外でした(ローレンツ関数を用いても説明できない)。

あっけなく私の覚悟は打ち砕かれました。「心理は統計を超える」ということでしょうか。そうなってしまうと残念ながら統計的にはお手上げと言わざるを得ません。

(ただもう過度な変動には慣れましたし、「いつ」上がっても下がってもいいような投資をしているので問題ないです。最近の上昇で買いにくかったですが、先週末のようになんかよく解んないけど大きく下落してくれればありがたいです。)

このような事象に対しては、記事にあるようにVIX等のリスク指標を活用することが有効だと思います。リスク指標はコモディティと同様に利益を生み出さない(むしろ時間とともに減価していく)のでアセットアロケーションには入れませんが、「心理を心理でヘッジする」ことは理にかなった方法だと思います。

問題は適当な商品がないことです。日本株で何か設定されないでしょうか。

(関連記事)
リターンとリスク
リターンディストリビューションによるリターンとリスクの考え方

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