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インデックス・ドライバー

インデックス投資の持続可能性についてIV

【五竜岳と唐松岳@HKB47】

「フリーライダーのパラドックス」により、「インデックス投資には絶対がない」ということを再確認しました。


『インデックス投資に絶対はない』

だから確率で議論しています。「絶対はない」で終わる話ではありません。その確率を向上させるための方策を考えて実行していかないと、「だから何?」「じゃあインデックス投資(パッシブ投資)はどうしたいの?」という指摘に答えられません。

例えば経費率を下げること、それも確率を向上させる手段の一つです。でもそれだけでいいのでしょうか。

注意したいのは、コストがゼロになっても市場が内包するマイナスサムの構造は変わらないということです。自らの繰り返す変動(ボラティリティ)がコストと同様にリターンを毀損するものだと市場が認識して改めていかないと、フリーライド型のインデックス投資(パッシブ投資)はいつまで経っても本質的に「効率的」には至らないのではないか。

市場に論理性を感じられないのは、自らが招いた変動に対して『結果論で事を済ませるあたり』に要因があるように思えます。解析も改善も根本対策もなく原因を他に転嫁して後付けの理由に終始するだけ。ゆえにそのコピーである市場トレースもエラーを包含することはありうる。

幾多の問題を乗り越えてマイナスサムのゲームをクローズするためのストーリーが立てられないならば、インデックス投資(パッシブ投資)は現状を再認識し、その論理構成を修正する時期に差し掛かっているように感じます。

放埒な市場変動を放置し、人類の抱える未来の課題を放棄し、具体的なストーリーもないままに結果は他者に丸投げ。アセットはミーンバリアンスで指数は時価加重(リスク管理に対する言行不一致)とか、分配はNGでETFはOK(課税ロスに対する言行不一致)とか、都合次第で黒が白になる首尾一貫しない主張。コストありきで根拠も一貫性もない理屈を展開するのは論理的とは思えません。そこに相手に付け入る隙を与えている。

『だから思考停止のフリーライダーだと言われるんだ』

例えばシグマによる消失リターン抑制のためのウェイト最適化、課税複利ロス・継続費用の最小化、、、目的関数は一つではないと思います。もちろんコスト効率性と統計特性はどちらも重要で、バランスの問題だと思うんです。

でも私思うんですけど、「双璧」と「ダブルスタンダード」ってそれぞれ異なる気がするんですよね。単に難しい数学を使うとかそんなんじゃなくて、周りとの関係に対して整合のとれた理論を構築する必要があるのでは。都合のいいことだけに乗っかるのは簡単で、大切なのはそうじゃないことをどうクリアして落としどころを探していくかではないのか

金融のような手数料ビジネスなど極限まで運用管理費用を圧縮していただければ良いとは思いますが、他者に不利益を押し付けることだけがインデックス投資ではないはずです。

だからコストの押し付けや裏付けの乏しい右上がりに賭けることだけに頼らず、インデックス投資(パッシブ投資)の本質的なマイナスサムゲーム改善を視野に入れた考察と対応が必要ではないでしょうか。単なる損得ではない、筋の通った理論を。コアとして定量性がベースになっていれば、表面的な概念の寄せ集めにはならないと考えています。

インデックス投資が発展しても、環境・資源問題に代表されるような未来に待つ大きな力には対抗できないかも知れません。しかし、現状を維持するだけではジリ貧になることがわかっているなら、やらなくて後悔するよりも、やって後悔した方がいいって言いますよね

非効率な変動を繰り返してその場しのぎの結果論ではぐらかすのではない。しかるべき対策を講じて、資産運用の目的を果たすのがインデックス投資ではないのか。

未来の不確定性をシュリンクし、マイナスサムのゲームに抗うために、コスト、指数、様々な視点から客観的、そして定量的にインデックス投資を構築し、進化させることが不可欠だと私は考えます。

『インデックス投資が正しかったと、証明しに行くために』

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