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インデックス・ドライバー

「木を見て森を見ず」ライクなインデックス投資


インデックス投資の定量化に向けて課題と対策を成分分離により見える化します。

※ちなみに画像は白馬コルチナスキー場のパウダー祭り”後”のツリーエリアです(午前中は八方尾根の祭りに参加していたので)。


【インデックス投資の成分分離】

以前「インデックス投資の成分分解III -Final-」において実施したインデックス投資の中央値を決めるパラメータの成分分離を横軸時間から棒グラフに焼き直したものです。「定量」へのシフトを願って作成しました。

【考察】
「これ以上コストを低くしても配当や消失リターンで律速しているのだからコスト以外にも視点を広げませんか」ということを示しています。

影響の度合いの大きい「消失リターン」低減のためにミーンバリアンスに基づいてシグマをリダクションする(エッセンスは標準偏差の自乗で効いてくること)。また相加平均及び相乗平均を向上させるために選別を導入する。

これらは原因解析のための成分分離と個別要因に対する根本対策という問題解決のための普通のプロセスと理解しています。なぜインデックス投資はそのプロセスを踏んで資産形成を改善させようとしない?

(設定値)
時価加重 最小分散 高配当 高配当最小分散
コスト -0.2% -0.4% -0.4% -0.4%
配当利回り 2% 2% 3% 3%
消失リターン -2%(σ=20%) -1.28%(σ=16%) -1.62%(σ=18%) -1.28%(σ=16%)
合計 -0.2% 0.32% 0.98% 1.32%







配当利回りやシグマの値は私が以前解析した結果にコンシステントでキリのいい数字を入れています。コストも増配インデックスとiシェアーズETFを参考に大きくは外していないと考えます。不確定要因があるとすれば非時価インデックスの間接コスト(売買、課税等による経費率の上乗せ)です。

運用会社に求めるべきは過度な運用管理費用(信託報酬)引き下げやトレードオフによる運用品質の低下ではなく、間接コストを最小化して非時価を効率的に運用できる手法や仕組みの開発と(付加価値コストの転嫁のない)商品展開ではないでしょうか。

【まとめ】
インデックス投資はコストには貪欲でなぜ配当やシグマ(消失リターン)といった定量性はスルーなのでしょうか。どちらも未来の投資成果に影響を与える重要な要素であり、何より「コストよりも支配的(≒ボトルネック)」であると認識しています。

コストではなく配当や消失リターンによってパフォーマンスが律速しているならそこを改善するための解決手段を考えればいい。課題に対して原因を解析し論理的な対策を施すのはあらゆる分野で普通のことだと思います。

背景・原理・ロジック、この辺りが明らかになっていないと、何も根拠がないまま大切な資産をマイナスサムゲームな市場変動に預けるのは不安ではないでしょうか。

インデックス投資は一歩引いたところから全体を俯瞰する視点が必要に思います。それが私の考えるインデックス投資の定量化と全体最適です。

【余談ヨルダン】
冒頭の写真、ツリーランでも目の前の木しか見ていないと、避けてもまた別の木にぶつかってしまいますよね。でもそれも後の祭り。

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