※ちなみに画像は白馬岩岳スキー場から見た白馬八方尾根スキー場です。どちらも私が株式保有する日本駐車場開発(2353)の子会社である日本スキー場開発(6040)の運営です。
「地形といい、景観といい、スキー場として、八方は間違いなく一流だ。標高差1000mを一本で貫くことのできる卓越した斜面。それが最強でない筈がない」
白馬八方尾根スキー場を端的に表現するとこうなるでしょうか。新雪パウダーやコブやパークもいいですけど、キンと冷えた晴れた日の朝イチ絶景フリーランも気持ちがいいですよ。
個別株や配当、株主優待に話になるので、うかつな事を言えば「インデックスおじさん」としての矜持を失うこともありえますが、地雷原に自ら足を踏み入れたいと思います。
【資産状況@2017/7/E】
【配当金と配当利回りの「トレース、オン」】
今期の配当は3.75円/株の予定。一応7年連続増配で増配指数の対象にはなりそうです。採用されるかは知りません。株価も上がってしまったので現時点の価格では利回り3%ないですが、私の買い付けた120円なら3.13%になります。
【株主優待】
2016-2017シーズンはリフト券割引の優待を使わせてもらいました(優待は1000株以上が対象なので注意が必要です)。
八方尾根など黙っていても人が来るところは1000円引ですけど白馬岩岳や栂池高原、鹿島槍、北志賀竜王は半額になります。例えば栂池のリフト券は5100円なので、ミニマムで1000円×1人×3枚=3000円、マックスで5100円/2×4人×3枚=30600円もの割引になることになります。私の買い付けた12万円では優待利回りはそれぞれ3000/120000=2.5%、30600/120000=25.5%になります。
※ちなみに画像は岩岳スキー場です。北アルプスに向かってのクルージングは気分が良いです。
【スキー場利用者数】
日スキ(6040)のリリースにスキー場利用者状況があります。白馬村の資料と合わせてプロットしてみました。
日駐の業績に関わる部分だと、今季もスタートで苦戦したが関連スキー場トータルでは雪不足の前年度に対しては増加。ただし八方尾根は微減。
次に白馬村のスキー場で私のよく行く八方尾根と白馬五竜&Hakuba47を見ると、八方より五竜よんななの方が多いのですね。しかも五竜47は水準を維持しているのに八方はなんとなく右下がりに見えます。たしかに五竜はとおみゲレンデが混雑していますけど、八方はあれだけ外国人がいて微力ながら私も協力しているはずなのにこれでは・・・。
まぁたしかに五竜のようなベースのスキーセンターが無いし、更衣室や駐車場も不便なのは事実なので、ボード中心の最近の若い人たちは敬遠しがちだと思います(そもそも斜面がつらいですが)。唯一無二の地形と眺望があるとしても、ストイックな人だけを相手にしていたら厳しいんじゃないかなあ。八方尾根の沽券に関わる問題だとだけ言っておこう。
【雪山おじさんの利用状況】
2016-2017シーズンは竜王と菅平に行ったので、これで日駐・日スキ関係のスキー場はひと通り制覇しました。
個人的にはひとシーズンで4割方八方尾根に出掛けます(次にHKB47)。景色がいいので。白馬は比較的アクセスしやすいこともあります。人を感動させるなら白馬岩岳ですね。
景色、という目的では、今季は八方尾根と岩岳からの白馬三山は確認しました。来季は栂池から晴天の白馬三山を見たらどう映るか、裏を取らざるをえない(前回は曇りがちだったので)。
【痛板@白馬岩岳スキー場】
このように岩岳に絶景を撮りに来たら痛板ときました。なんてこったです。不意打ちすぎて原作を同定できませんでした。軽率にツッコめば私が死にます。
それにしても岩岳は景色のみならずHKB47と同じく痛板を許容する懐の深さがよろし。インデックス投資ではこういう異端は受け入れられないでしょうから。
【まとめ】
雪山・スキー場に出資して配当と優待を得たり、業績を少しでも調べようとするというのは「株式投資をしている」という気にさせてくれます。資産形成が趣味に直結するなんてエクセレント。
インデックス投資ではこういう感覚はないですよね。配当は内蔵、優待は消失、十把一絡げで規模だけで割り付けが決まり、世界経済の成長に任せて放置するだけですから。丸投げで何も考えないというのは裏を返せば自身の進化が止まるかも知れないということですから、逆に怖くもなります。
「日駐はいいぞ」
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