忍者ブログ

インデックス・ドライバー

「カタ落ち」インデックスファンドにハマってみる?

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

「カタ落ち」インデックスファンドにハマってみる?

【アイスランティック・パイオニア96(16-17モデル)】

※ちなみに画像は今季からの板(その2)。オールマウンテンなフリーライド板です。

カタ落ちとは型落ち(catalogue落ちとも言うのでしょうか)。製品では新機種の登場により旧機種になることを指すと思います。


今シーズン、「ARMADA・ARV86」と「ICELANTIC・PIONEER96」という2本のスキー板を「カタ落ち」で購入しました。

これらは、
・ニューモデルはコスメ(外観)のみの変更で中身(板の設計や構成)は昨年モデルと同じ
・希望サイズの型落ち品がたまたま残っていた
・アイスランティックについてはニューモデルが受注分しか日本に入ってきておらず、一般には入手できなかった

このような状況でしたので、型落ち品でも全然オッケーということでゲットしました。特に後者は型落ちしかなかったのでほぼ即決です。しかもかなりお安くしていただき助かりました。スキー板を型落ちで買うことにハマりそうで怖いです。

※スキーの場合は開発費や人件費、あるいは技術的にも毎年モデルチェンジするものではないんだと思います。ただ中身が変わっていないといっても製造上のチューニングやコストダウン等は図られているかもしれません。

実際に使ってみるとどちらも滑りやすいですが、ARV86はちと重い、PIONEER96はこれ以上太くて短いとずんぐりむっくりしてカッコ悪いのでギリギリってところです。この2本で2018シーズンを滑り抜けたいと思います。

ところでインデックスファンドも中身(指数、マザーファンド)が同じで運用管理費用(信託報酬)などの経費部分のみ異なる商品が出てきていると思います。例えばスタムではスタム(SMT)とアイスタム(i-SMT)、イーマクシスではイーマクシス(eMAXIS)とイーマクシススリム(eMAXIS Slim)という感じですよね。

昨今の信託報酬競争において、既存ファンドを分離して型落ちにしコスト競争専用品を別ラインで立てている金融機関と、従来品をブラッシュアップし続ける金融機関があると思います。軽く調べたところでは以下のようです。値は代表的なグロ株系アセットの運用管理費用(税抜)@2017/12/31を抜粋しています。

【分離組】
スタム SMT 0.5%
i-SMT 0.19%
イーマクシス eMAXIS 0.6%
eMAXIS Slim 0.189%
エグゼアイ EXE-i 0.23%+0.07%
EXE-i つみたて 0.1%+0.042%
ノムラ Funds-i 0.55%
野村つみたて 019%










【ブラッシュアップ組】
ニッセイ ニッセイ 0.189%
アイフリー iFree 0.19%
たわら たわら 0.2%





それぞれ理由があるのかもしれませんが、我々からしたら後者の方が投資信託と顧客の実利を大事にしているという印象を受けませんか?「投信の乱発」や「顧客が気付かなければそのまま」というのは考え方によっては賞賛されるものではないですよね。まあやり方が何であれコストが低ければなんでもいいというのがインデックス投資だとすれば、過程は問わず金融機関のやりやすいようにやっていただければいいのでしょう。

これらの旧モデルは型落ちではありますが一応各社のカタログ(サイト)には載っていますし、運用も継続されているという点はスキーと違います。

【カタ落ちテーブル】
入手のしやすさ 性能 コスト
スキー 現行品(モデルチェンジなし) ◯店頭、または取り寄せれば手に入る(事前注文しか受け付けないものもあるので注意) ◯旧型品と変わらない △お高い
旧型品 △無くなったらおしまい ◯現行品と変わらない ◎格安
インデックスファンド 現行品(従来とは別系統の低コスト版) ◯(取り扱い機関が少ない場合がある) ◯(コストダウンの理由によっては指数追従性が落ちるかも)
旧型品














スキーの場合は「絶対ニューモデルがいい」とかよほどのこだわりがない限り内容が同じなら型落ちでいいですよね(デザインだけは受け入れられないこともありますが)。ショップでは思わぬ掘り出し物が見つかったりします。

一方インデックスファンドの場合、新しいものはコスト改善が顕著なので、「基本的に新しい方が良い」ということになると思います(それでも私は型落ちのスタムやイーマクシスを保有していますが)。スキーと違ってインデックスファンドの型落ちはお安くはならないのでインデックス投資家からは見向きもされなくなる恐れがあります。

ただ、インデックスファンドのニューモデルと型落ち品で本当にコスト(運用管理費用)以外の特性が同じか?というのは気になる部分です。例えば運用管理費用以外の経費(実質コスト)やトラッキングエラー、課税等です。私も新旧モデルという観点では確認していないのでわかりません。運用管理費用以外の視点で見ればもしかしたら型落ち品にも思わぬ掘り出し物があるかもしれません。

個人的にはスキーや仕事で時間が取れないので、ご興味のある方はやっていただけませんか?

(関連記事)

コメント

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新記事

最新コメント

[02/04 Rocky]
[02/03 晩酌男]
[12/14 晩酌男]
[12/06 Rocky]
[12/05 NONAME]

ブログ内検索

アーカイブ

プロフィール

HN:
Rocky
性別:
男性
職業:
技術系

忍者ブログ広告
PR