画像は白馬八方尾根スキー場のうさぎ平ゲレンデです。
元画像を拡大するとわかるのですが、モーグラーのスキーの先端に「|>」のようなロゴがあります。これは「ID one(アイディーワン)」。モーグルの世界で圧倒的な強さを見せるブランドです。日本(大阪)のメーカーです。
※ちなみに「<|」だと私の履いている「ARMADA(アルマダ)」になりますので注意が必要です。
このように春スキーではID oneの板をよく見ます。特にうさぎ平に限れば半数はID oneではないかと思うほどです。
【アルペンクワッドリフト乗り場(識別できる7本のうち4本がID one)】
【うさぎ平(手前の4人のうち少なくとも3人がID one)】
私の感覚ですが、この春の八方尾根うさぎ平でのスキー板のシェアは以下の通りです。
ID one |
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
Hart |
■■■■ |
K2 |
■■■ |
FACTION |
■■ |
FISCHER |
■ |
フリースキー |
■(←インデックス・ドライバーetc.) |
普通の基礎/レース系 |
■■■■■■■■■■■■■■ |
このようにモーグルではID oneのシェアが圧倒的です(ほかにROSSIGNOLやVECTORGLIDEもモーグル板をラインアップしているようですが八方では未確認)。国産ですし、オリンピックやワールドカップで勝ち続けていることから、人気が出るのも納得です。
ではインデックスファンドのシェアはどうか、ということを確認してみたくなりました。
ここでいうインデックスファンドのシェアとは純資産額と定義します。インデックス投資においても運用会社からさまざまなインデックスファンドシリーズが設定されています。シリーズトータルの純資産額を掲載しているところもありますが、そうでないところもありますので、今回はモーニングスターの検索からグロ株ファンドのシェアを確認してみたいと思います。
検索条件
[カテゴリー]国際株式・グローバル・除く日本(F)
[インデックスファンド区分]のみ
[DC(確定拠出年金)区分][SMA(ラップ口座)区分][ETF区分]除く
【インデックスファンドのシェア(グロ株)@2019/04/26】
※検索結果では32ファンド合計4606億円。ここではイーマクシスの無印とスリムなど同一運用会社のファンドも別集計し上位10ファンド+その他合計で表示しています。
ニッセイは1200億円も集めているんですね。続いてインデックスシリーズのパイオニアであるスタム。そして信託報酬トレースのイーマクシス・スリムが無印を追い抜いているようです。スリム・無印両者を合計するとイーマクシスがスタムを超えます。
インデックスファンドではID oneほど圧倒的ではないにせよ1/4のシェアを握るファンドがあることがわかりました。まあ他にも米国株や全世界株などに流れている分があると思いますので、それらを合わせるとまた違った結果になるかもしれません。
【まとめ】
私もそろそろモーグル板を検討しています。理由はフリースキーでは重さや衝撃でヒザが痛くなってしまうからです。私もID oneにしますかね?
インデックスファンドは基準価額の時系列さえあれば良し悪しが事前にわかるのに対して、スキー板は乗ってみないとわからないところが大きな違いと考えています。
ID oneの板は試乗したことはあるのですが、そのモデル以外にも種類があってどれが最適かよくわからないですし、試乗会から検討しようとすると来季になってしまいます。個人的にはフィッシャーを野沢温泉の試乗会で経験して好印象だった上に、モーグル向けは1本しかなくて選択の余地が無いところがむしろ悩まなくてイイと思っています。
ID oneだとみんな同じで代わり映えしないということもありますが、何よりID oneを履いていると周りから熱い視線を受けるわけですよ。ID oneを履いていてヘタクソであることは許されないのです。私にはそのプレッシャーに耐えうるだけの技量とメンタルがないのです。
インデックスファンド、スキー板とも、シェアに縛られず、自分に合ったモノを自分なりに確かめて選ぶことが重要なのではないかと考えています。
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