信託財産留保額の効果はよくわかりました。では、マザーファンド共有、信託財産留保額同等のインデックスファンド同士でパフォーマンスに差が出ないことを確認します。
★eMAXIS先進国株式インデックス(0.63%/0%)
★DC海外株式インデックス(0.2205%/0%)
(外国株式インデックスマザーファンド)
eMAXIS側を基準とし、①eMAXISの騰落率、②1日騰落率の差分和、③年換算した差分和(差分和の傾き。1年あたりのパフォーマンス差)をプロットします。信託報酬の差は除外してあります(1日騰落率に還元)。直近の運用報告書から比較に必要そうなデータも記載します。
◆eMAXIS(2012/01/26)(AVG10111円)
信託報酬 63円(0.62%)
売買委託手数料 0(0.00%)
有価証券取引税 1(0.01%)
保管費用等 3(0.03%)
合計 67(0.66%)
(組み入れ比率 99.5%)
◆DC(2011/05/12)(AVG8002円)
信託報酬 17円(0.21%)
売買委託手数料 0(0.00%)
有価証券取引税 1(0.01%)
保管費用等 2(0.02%)
合計 20(0.25%)
(組み入れ比率 98.9%)
eMAXISの設定当初が暴れているのはしようがないとして、安定してからのバラツキはほぼ無視できると言えるでしょう。
細かい話ですが、運用が正しく行われていることをチェックすることは重要だと思います。