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インデックス・ドライバー

Equal Weighted Index

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コメント

1. 無題

世の中に2つの株しかない場合
時価総額でA7割、B3割、等金額でA5割、B5割とします
A、Bの騰落率をX、Yとすると、
ファンドの騰落率は時価総額0.7X+0.3Y、等金額0.5X+0.5Yとなります
時価総額が等金額に勝つ場合は
0.7X+0.3Y>0.5X+0.5Y→X>Yです
両方共、勝率は5割になります

「・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い」は
どのように証明されるのでしょうか
あるいは、勝率の定義が間違っていますか


日経225の等金額が出ないのは、不思議ですね
銘柄数的にもS&P500より少なく、
上位10銘柄が30%を占めるのに、
ぜひ出してほしいですね
高配当70が先に出ているので、
等金額が難しいわけではないでしょうに

2. コメントありがとうございます。

>名無しさん

>「・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い」は
>どのように証明されるのでしょうか
>あるいは、勝率の定義が間違っていますか

おっしゃる通り期待値は時価総額でも等金額でも等しくなると思います。その点はミスリードですので訂正させていただきます。

ここでの勝率の意味で言いたかったのは(平均に対する)マイナスの大きさと期待値の分散(標準偏差)です。

例えばXとYが±50%になるとすると2^2=4通りが考えられて、

【時価総額0.7X+0.3Y】
0.7*(50)+0.3*(50)=50%
0.7*(50)+0.3*(-50)=20%
0.7*(-50)+0.3*(50)=-20%
0.7*(-50)+0.3*(-50)=-50%
期待値:0%
標準偏差:38%

【等金額0.5X+0.5Y】
0.5*(50)+0.5*(50)=50%
0.5*(50)+0.5*(-50)=0%
0.5*(-50)+0.5*(50)=0%
0.5*(-50)+0.5*(-50)=-50%
期待値:0%
標準偏差:35%

上記のように分散は等金額の方が小さくなります。また、同時に±50%になる場合を除くと前者は-20%をとる可能性がある一方で後者は0%がワーストです。前者は当然+20%もとりますが、マイナスはもっと嫌とか平均から大きく劣るのは嫌という心理学的には等金額の方がふさわしいかと思われます。

ただ現在はこのような一例しか持ち合わせておらず、一般的な証明についてはわかったら記事にさせていただきます(「最も」と言ったのは憶測です)。

>日経225の等金額が出ないのは、不思議ですね
>ぜひ出してほしいですね
>等金額が難しいわけではないでしょうに

時価総額という金融界の固定観念かできない事情があるのか、どうなんでしょう。
期待しつつ気長に待つことにします。

以上、よろしくお願いいたします。

3. 同じ名無しです

>Rocky
返信ありがとうございます

>勝率の意味は~(平均に対する)マイナスの大きさと期待値の分散(標準偏差)
 なるほど、そういうことでしたか
よくわかりました
参考になる記事があり、Rockyには感謝しています
(積の合成リスク(為替ヘッジにより、変動するリスクが計算できる)
積立を考慮した場合の複利2倍則など)
ありがとうございます
これからも、よろしくお願いします


>心理学的には等金額の方がふさわしいかと思われます。
 現代ポートフォリオ理論的(MPT)にも正しいと思います
MPTでの投資家はリスク回避的と仮定しています
つまり、同じ期待リターンなら、リスクが低い方を選びますから


>一般的な証明についてはわかったら記事にさせていただきます
 個別株のリターンとリスク、相関係数が同じと仮定した場合
リスクが資産配分比率によって変わることが重要になりそうですね
(GPIFの第19回運用委員会(平成20年6月23日開催)
資料2 リスク・相関の時系列変化についての分析 P1)

私でも、2銘柄の場合は、微分を使えば、なんとかできそうです
3銘柄以上の一般的な証明は
偏微分が必要になりそうですので、私にできそうにありません
期待して、待ってます

4. コメントありがとうございます。

>参考になる記事があり、Rockyには感謝しています
>(積の合成リスク(為替ヘッジにより、変動するリスクが計算できる)
>積立を考慮した場合の複利2倍則など)
そう言っていただけると励みになります。お役に立てれば光栄です。こちらこそよろしくお願いいたします。

>3銘柄以上の一般的な証明は
>偏微分が必要になりそうですので、私にできそうにありません
>期待して、待ってます
一応今回のような場合での証明を記事にしました。ご確認ください。

ただいまコメントを受けつけておりません。

Equal Weighted Index

前々から「等配分インデックスがよろし」と言っていますが、新しく作らないと存在しないと思っていました。しかし実際にあることを見つけてしまいました。
 
 
 
MSCI ACWI Equal Weighted Index (USD) (gross)

「The index includes the same constituents as its parent」
(親インデックスと同じ構成銘柄)
 
「all index constituents are weighted equally」
(すべての銘柄は等配分)
 
Index WeightとParent Index Weightというのがあり、Parentで0.??%という銘柄が上位に来ています。したがって上位10銘柄にはほとんど知らない名前が並んでいます(結構なことです)。日々の値動きで等配分が多少変動する結果だと思いますが誤差範囲です。
 
特にLargestが
 
◆MSCI EM → MSCI EM EW
SAMSUNG ELECTRONICS CO:3.70% → CHINA RONGSHENG HEAVY IN:0.19%
China:18.44% → China:18.91%
(Other:35.73% → Other:37.39%)
 
◆MSCI Kokusai → MSCI Kokusai EW
APPLE:2.43% → AMERICAN INT'L GROUP:0.13%
United States:58.15% → United States:45.45%
(Other:17.56% → Other:27.42%)
 
◆MSCI ACWI → MSCI ACWI EW
APPLE:1.95% → NIPPON STEEL & SUMITOMO:0.08%
United States:46.68% → United States:24.45%
(Other:30.01% → Other:47.84%)
 
となっており、一極集中が改善され非常に好ましいと思います。
 
その結果、パフォーマンスの差はリンク先のシートの通りです。おそらく確率的な問題と自動的にリバランスの効果が働くからでしょうか。シグマが多少大きくなっていることに留意する必要はありますが、これだけの差を見せつけられると時価総額加重平均しか選択できないのが残念でバカらしく思えます(´・ω・`)

時価総額加重平均を支持できない直接的な証明になると思います。
 
確率的な問題とは
・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い期待値の分散が小さくなる
・持ち上げられた銘柄ほど叩かれやすく下落率も大きい→下落率と配分のアンドでより非効率
EWでは構成銘柄は変わっていないので同じ分散でも意味のある分散かどうかということ。
 
運用会社さんEqual Weighted Index出してください(`・ω・´)

それが出るまでは配分に気を遣ったりリバランスしたり自分でやりくりするしかなさそうですね。アセットアロケも本気で等配分を考える方がよいのかもしれません。
 
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コメント

1. 無題

世の中に2つの株しかない場合
時価総額でA7割、B3割、等金額でA5割、B5割とします
A、Bの騰落率をX、Yとすると、
ファンドの騰落率は時価総額0.7X+0.3Y、等金額0.5X+0.5Yとなります
時価総額が等金額に勝つ場合は
0.7X+0.3Y>0.5X+0.5Y→X>Yです
両方共、勝率は5割になります

「・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い」は
どのように証明されるのでしょうか
あるいは、勝率の定義が間違っていますか


日経225の等金額が出ないのは、不思議ですね
銘柄数的にもS&P500より少なく、
上位10銘柄が30%を占めるのに、
ぜひ出してほしいですね
高配当70が先に出ているので、
等金額が難しいわけではないでしょうに

2. コメントありがとうございます。

>名無しさん

>「・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い」は
>どのように証明されるのでしょうか
>あるいは、勝率の定義が間違っていますか

おっしゃる通り期待値は時価総額でも等金額でも等しくなると思います。その点はミスリードですので訂正させていただきます。

ここでの勝率の意味で言いたかったのは(平均に対する)マイナスの大きさと期待値の分散(標準偏差)です。

例えばXとYが±50%になるとすると2^2=4通りが考えられて、

【時価総額0.7X+0.3Y】
0.7*(50)+0.3*(50)=50%
0.7*(50)+0.3*(-50)=20%
0.7*(-50)+0.3*(50)=-20%
0.7*(-50)+0.3*(-50)=-50%
期待値:0%
標準偏差:38%

【等金額0.5X+0.5Y】
0.5*(50)+0.5*(50)=50%
0.5*(50)+0.5*(-50)=0%
0.5*(-50)+0.5*(50)=0%
0.5*(-50)+0.5*(-50)=-50%
期待値:0%
標準偏差:35%

上記のように分散は等金額の方が小さくなります。また、同時に±50%になる場合を除くと前者は-20%をとる可能性がある一方で後者は0%がワーストです。前者は当然+20%もとりますが、マイナスはもっと嫌とか平均から大きく劣るのは嫌という心理学的には等金額の方がふさわしいかと思われます。

ただ現在はこのような一例しか持ち合わせておらず、一般的な証明についてはわかったら記事にさせていただきます(「最も」と言ったのは憶測です)。

>日経225の等金額が出ないのは、不思議ですね
>ぜひ出してほしいですね
>等金額が難しいわけではないでしょうに

時価総額という金融界の固定観念かできない事情があるのか、どうなんでしょう。
期待しつつ気長に待つことにします。

以上、よろしくお願いいたします。

3. 同じ名無しです

>Rocky
返信ありがとうございます

>勝率の意味は~(平均に対する)マイナスの大きさと期待値の分散(標準偏差)
 なるほど、そういうことでしたか
よくわかりました
参考になる記事があり、Rockyには感謝しています
(積の合成リスク(為替ヘッジにより、変動するリスクが計算できる)
積立を考慮した場合の複利2倍則など)
ありがとうございます
これからも、よろしくお願いします


>心理学的には等金額の方がふさわしいかと思われます。
 現代ポートフォリオ理論的(MPT)にも正しいと思います
MPTでの投資家はリスク回避的と仮定しています
つまり、同じ期待リターンなら、リスクが低い方を選びますから


>一般的な証明についてはわかったら記事にさせていただきます
 個別株のリターンとリスク、相関係数が同じと仮定した場合
リスクが資産配分比率によって変わることが重要になりそうですね
(GPIFの第19回運用委員会(平成20年6月23日開催)
資料2 リスク・相関の時系列変化についての分析 P1)

私でも、2銘柄の場合は、微分を使えば、なんとかできそうです
3銘柄以上の一般的な証明は
偏微分が必要になりそうですので、私にできそうにありません
期待して、待ってます

4. コメントありがとうございます。

>参考になる記事があり、Rockyには感謝しています
>(積の合成リスク(為替ヘッジにより、変動するリスクが計算できる)
>積立を考慮した場合の複利2倍則など)
そう言っていただけると励みになります。お役に立てれば光栄です。こちらこそよろしくお願いいたします。

>3銘柄以上の一般的な証明は
>偏微分が必要になりそうですので、私にできそうにありません
>期待して、待ってます
一応今回のような場合での証明を記事にしました。ご確認ください。

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