前々から「等配分インデックスがよろし」と言っていますが、新しく作らないと存在しないと思っていました。しかし実際にあることを見つけてしまいました。
(親インデックスと同じ構成銘柄)
「all index constituents are weighted equally」
(すべての銘柄は等配分)
Index WeightとParent Index Weightというのがあり、Parentで0.??%という銘柄が上位に来ています。したがって上位10銘柄にはほとんど知らない名前が並んでいます(結構なことです)。日々の値動きで等配分が多少変動する結果だと思いますが誤差範囲です。
特にLargestが
◆MSCI EM → MSCI EM EW
SAMSUNG ELECTRONICS CO:3.70% → CHINA RONGSHENG HEAVY IN:0.19%
China:18.44% → China:18.91%
(Other:35.73% → Other:37.39%)
◆MSCI Kokusai → MSCI Kokusai EW
APPLE:2.43% → AMERICAN INT'L GROUP:0.13%
United States:58.15% → United States:45.45%
(Other:17.56% → Other:27.42%)
◆MSCI ACWI → MSCI ACWI EW
APPLE:1.95% → NIPPON STEEL & SUMITOMO:0.08%
United States:46.68% → United States:24.45%
(Other:30.01% → Other:47.84%)
となっており、一極集中が改善され非常に好ましいと思います。
その結果、パフォーマンスの差はリンク先のシートの通りです。おそらく確率的な問題と自動的にリバランスの効果が働くからでしょうか。シグマが多少大きくなっていることに留意する必要はありますが、これだけの差を見せつけられると時価総額加重平均しか選択できないのが残念でバカらしく思えます(´・ω・`)
時価総額加重平均を支持できない直接的な証明になると思います。
確率的な問題とは
・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い期待値の分散が小さくなる
・持ち上げられた銘柄ほど叩かれやすく下落率も大きい→下落率と配分のアンドでより非効率
EWでは構成銘柄は変わっていないので同じ分散でも意味のある分散かどうかということ。
運用会社さんEqual Weighted Index出してください(`・ω・´)
それが出るまでは配分に気を遣ったりリバランスしたり自分でやりくりするしかなさそうですね。アセットアロケも本気で等配分を考える方がよいのかもしれません。
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1. 無題
時価総額でA7割、B3割、等金額でA5割、B5割とします
A、Bの騰落率をX、Yとすると、
ファンドの騰落率は時価総額0.7X+0.3Y、等金額0.5X+0.5Yとなります
時価総額が等金額に勝つ場合は
0.7X+0.3Y>0.5X+0.5Y→X>Yです
両方共、勝率は5割になります
「・どれが上がるか下がるかわからない→等配分が最も勝率が高い」は
どのように証明されるのでしょうか
あるいは、勝率の定義が間違っていますか
日経225の等金額が出ないのは、不思議ですね
銘柄数的にもS&P500より少なく、
上位10銘柄が30%を占めるのに、
ぜひ出してほしいですね
高配当70が先に出ているので、
等金額が難しいわけではないでしょうに