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インデックス・ドライバー

インデックスファンドと海外ETFの累積騰落率差(新興株)

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インデックスファンドと海外ETFの累積騰落率差(新興株)

信託報酬が低いと言われているETFでも1681のような事実がわかりました(インデックスファンドと国内ETFの累積騰落率差(新興株))。では海外ETF、つまりVWOはどうなっているのか調べます。

VWOの取引価格は米国YahooのHistorical PricesのAdj Close*(* Close price adjusted for dividends and splits.)から。ベンチマークであるMSCI EMはmscibarraから。それを日銀の17時時点のドル円で換算します。先日のトラッキング乖離率と同様に米ドル建ての数値は前日を用いています。

言い訳ですがどんなやり方がよいか考えてみると、1日単位の累積騰落率差は円換算の日付がずれて合わせるのが大変なのでひと月毎の騰落率を落としどころにしました。また1681に合わせて2010/02/24からとし、VWOがFTSEに移行開始する前の2012/12/25までとします。

【2010/02/24からの騰落率】

これをeMAXISとの差に直せば累積騰落率差になります(MSCI EM基準ではありません)。

【eMAXISから見た累積騰落率差】

それぞれどのタイミングの数字なのかで様々な誤差はあると思いますが、VWOはeMAXISを上回っています。eMAXISもVWOとは最初の段差が大きいだけで後の期間はほぼ互角のようにも見えます。約3年間のeMAXISとVWOの差が約2%で年率0.7%。eMAXISの実質コストとVWOの経費率の差が約0.7%。eMAXISは信託財産留保額0.3%が有利かと思ったら配当課税分がひと声0.3%でキャンセルされると考えるとオーダー計算的にはつじつまが合います。(0.1%を議論するには精度不足かと思いますが。)

VWOはうまく運用できているようです。eMAXIS&STAMもトラッキング乖離率の時に見た通りの結果です。ただVWOはAdj Closeなのでこの後配当課税が引かれるんですよね?すると思ったよりeMAXISが頑張っている印象です。

1681が実績で脱落、1582も税制(+実績?)でほぼ脱落。VWOは憧れでありFTSEになったのもGJなんですが確定申告が嫌でeMAXIS&STAMを使い続ける理由を探していたんです。。。悩ましいですなぁ(´~`;)

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