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インデックス・ドライバー

非課税制度の負の面を、使いこなす。

9月に入ってから非課税制度への注意を促す記事が増えたように感じます。例えばここ1週間で日経新聞で続けて3本掲載されました。


特にひとつめ、いつもながら日経の田村さんの話は実に興味深いです。一度売却すると非課税枠が消滅する理由について、勝手にまとめると

「金融機関側に販売手数料目当ての回転売買や詐欺まがいの分配競争をさせないため」

見出しを見ただけでこれは想像できませんでした(単に税収減対策かと)。金融庁もこれを問題として捉えていたのは何よりです(一方非課税の期間が5年と長期の資産形成を促すにはあまりに短く設定されている理由は、まぁいろいろあるようです)。

ただ我々インデックス投資家にはありがたみのない理由です。日頃思っていることは、投資家側がもっと賢くなれば金融機関の思い通りにはならないということです。ていうかそうさせないといけないと思います。そんなビジネスの通用しない立場の人間からすればなおさらそう感じます。

前にも書きましたが非課税口座にはいろいろ「欠点」があります。

①5年後マイナスの場合は取得価格が下がる
②他口座との損益通算、繰り越し不可
③非課税期間が10年ではなく5年×2周
④1度売却したら非課税枠再利用不可
⑤分配再投資も非課税枠を消費(特別分配金は非課税と枠消費の二重で意味が無い)
⑥株式数比例配分方式でないと上場株式(ETF含む)の配当(分配金)非課税が受けられない
⑦公社債(個人向け国債など)が非対象

⑦は追加しています。個人的にはもう申請してしまって使う気マンマンです。ただ最初はおもしろそうと興味津々だったのが、調べていくとトレードオフの多い制度でげんなりしています。金融機関のサイトには基本的にいいことしか書いてありませんし。

それでも上記の課題を理解した上で、普通の口座と使い分けて「使いこなす」ことが重要です。この制度を通じて税制や投資全般の知見も深めていけるはずです。もしかしたらそのうち恒久化されるかもしれないし再利用可能になるかもしれないし・・・。

PS
今気づいたのですがアイミズホの信託期間が2028年までの15年間なのは、最終年である2018年分の非課税枠をロールオーバーした場合の最後の年だからですね。

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