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インデックス・ドライバー

インデックス対決~時価総額加重平均と等配分~新興株編

MSCIbarraから米ドル建ての指数情報をいただき、日銀のドル円で換算します。MonthlyのGross(配当込み)です。Equal Weighted Indexは1998年12月の登場のようなのでそこからです。

◆時価総額:EM (EMERGING MARKETS) Standard (Large+Mid Cap) 
◆等配分:EM EQUAL WEIGHTED Standard (Large+Mid Cap) Equal Weighted

どのような見せ方がいいかいろいろ考えましたところ、やはり時系列変化がよいと判断しました。そこでまず、あるタップにおける移動相乗平均(リターン)の年率換算と移動標準偏差(リスク)の年率換算、およびそのシャープレシオの推移を時価総額、等配分でそれぞれ算出します。そして時価総額から見た等配分の差分の推移をプロットします。タップはあまり長すぎても表示できる期間が短くなってしまうので1年と3年とします。移動計算にしたのは、期間の取り方(始点、タップ)でいかようにもできるのでその偏りが無いようにするためです。

【タップ1年の場合】

【タップ3年の場合】

プラス側が等配分の方が大きいことを意味します。移動計算の全期間の平均は以下の通りです。

1年 時価総額 等配分 差分 3年年率 時価総額 等配分 差分
リターン 13.4% 15.3% 1.9% リターン 10.5% 12.2% 1.7%
リスク 23.3% 22.7% -0.6% リスク 25.5% 25.0% -0.5%
シャープレシオ 0.95 1.07 0.13 シャープレシオ 0.59 0.70 0.12






【所感】
新興株はリスクも小さくなってしまいました。

MSCIのファクトシートを見るとC国やK国の割合もいくらか減って構成国の等配分に近づいていますし、某S社もほぼ無に等しくなります。そういう面から見ても非常に合理的だと思いますがいかがでしょうか。


以上、シリーズで等配分インデックスを見てきました。これだけ時価総額インデックスファンドが溢れていると、投資家側の利益や投資効率といったものは追求されていない感じがします。もちろん売買が成り立つかは重要ですけど。個人的には特定の企業がたくさんほしいとかは無いですしリスクも許容範囲なので等配分が希望です。

ただ注意点として、リーマンなど全体が一斉に急落するときは等配分の下落が大きく、そこから切り返すときも等配分の勢いが強いことはこのシリーズで共通しています。このように得意不得意な場面があることは認識しておく必要があります。

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