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インデックス・ドライバー

非時価加重運用の特許(3/3)

非時価加重運用の特許(2/3)」からの続きです。

ファンダメンタルインデックスで軽く検索した結果を確認します。

まずつい先日以下の記事がありました。

指数非連動の独自のインデックスファンドが台頭(2014/04/08 WSJ)
(諸般の事情でリンクを貼っていません。ご興味ある方はググってください。)

米国の状況がわかります。最近このような代替時価加重の扱いが増えてきてリアルタイムで情報が得られるのはよいと思います。

次に過去に遡ると2006年に以下のようなレポートがあります。


ここではファンダメンタルインデックスの合成方法を「企業価値加重」と分類しています。個人的には本文の最後の段落に感銘を受けましたので見てみてください。

次はFTSEのファンダメンタルインデックスに対する考え方です。


ここに出てくる「RAFI」、先の特許を出願している会社の頭文字のようです。確かに非時価加重インデックス絡みでこの文字列を見た覚えがありますがそういうことだったんですね(´~`;)

この資料のQ&Aが非常におもしろいです。引用させてもらいます。

Q.なぜ4つのファンダメンタル要素を用いるのか?
A.パフォーマンス追求のためではなく、よりよいポートフォリオ構築のために選んだもの。一般的に優良なファンダメンタル要素は、株価と相関関係を持たずに企業の経済的規模を表す。

Q.ファンダメンタル要素に予測値は用いないのか?
A.根本的な発想は株価と連動していない要素を使うこと。投資家は予測値を基に投資行動を行うため予測値は株価と連動する。ファンダメンタル・インデックスに予測値を織り込むと株価と連動するため、予測値を用いることはしない。(小型株やエマージング市場など正確なデータの入手が困難)

Q.なぜ年に1回リバランスを行うのか?
A.リバランスにより市場の「ノイズ」を活用する。頻度が少なすぎるとボラティリティやノイズを活用できず付加価値が少なくなる。一方頻繁に行うと回転率が高くなり追加メリットが限られる。

そうか、イコールウェイトが効率的なのは統計的にシグマを小さくできるからと考えていましたが、小さくすることが本質ではなく、逆に市場のノイズ(=シグマ)を相関関係を持たずに平均的に活用できるからでもあるのかと思えてきました(`・ω・´)

あと「予測値は株価と連動する」というのも、株価がわらわら上がっていると日経平均2万円とか4万円とか予想しちゃうのから考えて納得できます。チャートで線を引っ張るのも似たような感じです。

ちなみにラッセルのページにも、


「個別銘柄のウエイトは、革新的な投資戦略のグローバル・リーダーであるリサーチ・アフィリエイト社により計算され、インデックスに適用されます」とあるのでライセンス関係はこの会社が多くを握っているものと思われます。

あと同じラッセルのインデックスで次のようなものもあるようです。


「ラッセル・ディフェンシブ・インデックスに時価総額加重ではない加重方法を適用したインデックス」

「Westpeakが特許を持つActiveBetaポートフォリオ構築手法を適用して各構成銘柄を要因シグナル評点に正比例するように加重」

特許を取得しているという"ActiveBeta"というのがポイントのようです。前回確認したリサーチ・アフィリエイト社の特許との関係はどうなんでしょう。

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