スキー試乗会に参加の目的は「整地でもコブでも楽しいフリースキー」を探すこと。でも乗った板すべてを購入するわけにはいかないので、少なくともレビューを残すこと、それが私にできる試乗会への最大の返礼だと考えています。
【2019/3/2(土)@白馬岩岳】
天候:快晴
コース:サニーバレーコース、ホワイトリボンコース、パラダイス下部、サウスゲレンデ
雪質:朝一は凍ったハードバーン。すぐに表面は緩んだがザクザクするほどではない。
試乗者体格:比較的軽め。脚力なし
スキー技量:自称中の上。永遠の中級者
備考:こんないい天気の日に八方尾根ではなく岩岳に行ったのは景色を見るためと、昨シーズンから設置されたモーグルコースの偵察と、「痛板ゲレンデジャック9.5」に併催されていた試乗会に参加するためです(痛板が目的ではないですよ?)。
空は春特有の白く霞んだ青空ながらもやはり北アルプスを眺めながら滑走できる岩岳の開放感は素晴らしい。しかしモーグルコース(パラダイスゲレンデ上部)は雪不足で閉鎖でした。
試乗会はどんな板が出品されるかわからなかったのですが、協賛が東京のスキーショップ・ベイル(フリースキーのお店)だったので、フリースタイルスキーがあることを期待して車を走らせました。しかも「痛板大試乗会」とあったので、「痛板に乗れたらいいなあ(・∀・)」という半信半疑のもと。
残念?ながら痛板は試乗できませんでした(というかちゃんと探してない)が、以前から所望だったラインのパークスキーに試乗。トムウォリッシュは昨季の苗場で乗ったので優先度は低く、ブレンドは時間の都合で見送りました。
メーカーは他に少なくともオガサカ、ブルーモリス、マジェスティ、ライオット、ツマ、ヘッドを確認。基礎・デモ系ではなくフリーライドでした。
※板のたわみとかよくわからない素人のフィーリング感想ですのでご了承ください。判断基準は滑りやすいか滑りにくいか、軽いか重いか、そのくらい。以下は試乗順です。
◆LINE CHRONIC 178cm/129/95/120/xxm/xxxxg
やや幅広の分エッジからエッジへの返しは鈍い(私の脚力の問題か)。慣性があるような感じ。安定感、ずらし、カービングは◯。ロッカーが大きいように思うが朝のアイスに対するエッジは2年使い倒したマイARV86より全然OK。あたりまえか。
◆LINE HONEY BADGER 177cm/120/92/116/xxm/xxxxg
スイッチのしやすさがすごい。ロッカー大きそうな感覚。パークとか地形では楽しそう。その分硬いところのエッジングはズレ落ちそうで怖い。カービングはいいけどテイルのためかずらしはやや違和感。
【まとめ】
春先のまったりした陽気の中、痛板のコスプレ集団に混ざっての試乗会、乙な経験をさせていただきました。
JIBA(日本痛板協会)さん、Vail(ドリームゲート)さん、ありがとうございました。
【ここから「雪山大撮影会」】
◆VIEW Dコースから白馬三山
◆サウスゲレンデから白馬三山
◆不帰ノ嶮
◆五竜岳と鹿島槍ヶ岳(手前は八方尾根)
【ここから「痛板大撮影会」】
◆痛板①
◆痛板②
◆痛板③
◆痛板④
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