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資産運用シミュレータ反省会

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資産運用シミュレータ反省会

真因の解析とフィードバックが重要だと思うので反省会をします。

  積み立てロジックシミュレータ(β版) 積み立てロジックシミュレータ(β1)
内容:n-1トリガー積み立て
結果:①収益率は改善、絶対額が増えない
   ②有意差なし
内容:積立額逓減積み立て
結果:収益率は改善、絶対額が増えない
積み立てロジックシミュレータ(β2) 積み立てロジックシミュレータ(β3)
内容:積立によるランニングリバランス
結果:積立額では歪みをカバーしきれない
内容:リスク逓減積み立て
結果:リスクの回収バラツキが顕現
一括と積立のあいだに 一括と積立のあいだにII -sigma-dependent-
内容:積立投資の「ディレイ効果」
結果:積立は「絶対悪」ではなく「必要悪」
内容:積立投資のシグマ依存
結果:シグマ大で一括との差が低減
一括と積立のあいだにIII -mean-dependent- 一括と積立のあいだにIV -time-dependent-
内容:積立投資のリターン依存
結果:相乗平均を原点として対称
内容:積立投資の時間依存
結果:時間大で一括との差が増大
逆ドルコスト平均法シミュレータ(β版) 逆ドルコスト平均法シミュレータ(β0.1)
内容:定額売却と定口売却
結果:定額の平均値に優位性
内容:定額売却と定口売却のリターン依存
結果:相乗平均によらず定額に優位性
リバランスシミュレータ(β版) リバランスシミュレータ(β1)
内容:定期リバランス
結果:バラツキのシュリンクに効果あり
内容:構成比トリガーリバランス
結果:バラツキのシュリンクに効果あり
リバランスシミュレータ(β2) リバランスシミュレータ(β3)
内容:変化率トリガーリバランス
結果:バラツキのシュリンクに効果あり
内容:構成比と変化率の二重トリガー
結果:バラツキのシュリンクに効果あり
リバランスシミュレータ(β4)
内容:リスク逓減リバランス
結果:ムラっ気あり

【roadmap更新(2015/10/E)】

【リバランス、積立によるリスク低減の概念を連続波動砲で表現】

【考察】
結局のところリ・バランス(リ・アロケーション)の意味は、波動砲で広がっていく未来の不確定性を「絞る」ということではないかと考えます。まさに上の図のように、20年間ほったらかしの±2σより、ある程度の頻度でリセットをかけた±2σの方が振れ幅が小さくなります。一方で平均値はどちらも同じ、中央値はリバの方が平均値からの逓減が小さくなっています。これが今回のシムで再現したのではないかと考えています。

だから「リバランスでリターンが改善する」というのは中央値の低下を抑制したことを示しているのではないかと考えています(一般に言われる年率で2%くらい改善したという明確な結果は得られませんでしたが)。

もう一本のラインである積み立てロジックシムの結果はムダな小細工は通用しないという印象でした。

【反省点】
・コードがヘタクソだから非常に遅い
・インタラプタだから遅い
・棄却乱数だから遅い。5σとって4資産とかマジ遅い。

乱数の生成そのものに改善の余地ありかと。逆に良かったことはいくつか派生が増えた中で日程をすべて「計画通り」に進められたこと、これに尽きます。ぶっちゃけ途中からめんどくさくなりましたが最後まで続けることができました。

【まとめ】
この度のリバランスや積立に関する一連のシミュレータ検討における結論は、

「愚直に積み立てていれば何もしなくていいんじゃね?(むしろ適当でも大差なし)」
「リスクの管理のためにある程度メンテナンスした方が良い」

というふうに、曖昧な感じにしたいと思います。

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